スライドドア故障の原因は?手動にして直さないのもアリ?

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スライドドアの故障や原因・修理費と、手動にしても良いのかなど感想も含めてご紹介します。

 

ミニバンや今では軽自動車にまでスライドドアが採用されている車がありますが、手動のドアとは違い、複数の機械を動員していますので故障が多いのが現状です。

 

そしてスライドドアに対する修理費は意外に高くなってしまう事が多いんですよね!

 

こちらでは、スライドドアの故障原因や、修理費を払いたくない場合手動にするのは大丈夫なのかについてもまとめていますので、是非参考にしてくださいね!

 

スライドドア・パワースライドドアとは?

まずスライドドアやパワースライドとは、通常のドアに比べ大きく、ボディーに対して平行に開く事でスペースを取りません

 

そのため狭い駐車場などでも利用しやすい特徴があります。

 

そして、このスライドドアを電動にすることで自動化したものがパワースライドドアと言います。

 

他にはトヨタ・アイシスではパノラマオープンドアという言い方になったり、ダイハツ・タントではミラクルオープンドアという呼称をとる場合もあるんですね。

 

また、給油口がスライドドア側にある場合、ドアが塞いでしまうので、給油口が開いている時はスライドドアが被らないようにブロックするストッパーが必ず装備されているのも特徴です。

 

スライドドアの故障で多い原因は?

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電動スライドドアは突然動かなくなってしまう故障が一般的なドアに比べて多いです。

 

なぜかというと、電動化するために搭載されるモーターなどの部品が使われていたり、スライドドア特有のワイヤーが原因になるなど、一般的なドアに比べて作りが複雑になっているためです。

 

車は長い人で5年~10年以上乗る方も多いですから、一度はスライドドアの故障を経験をするかもしれません。

 

下記ではよくある原因をまとめていますので参考にしてみてくださいね!

 

原因1 モーターが故障している


電動スライドドアの場合は、ドアの開閉をするためにモーターの力を使っています。

 

そしてモーターが焼き付いてしまったり、なんらかの理由で故障してしまうとスライドドアを開閉する事が出来ません。

 

また、ドアが全く反応しないわけではなく、少しだけ反応があるけどスムーズじゃない場合やぎこちない動きをしている時も、モーターに原因がある可能性が高く、完全に動かなくなってしまう前兆でしょう。

 

モーター故障の修理費は?

モーターの故障となるとモーターの交換が必要になりますから、修理費は7万円~が相場となっています。

 

ただし、新車購入時や中古車でも保証期間内なら無料で修理をして貰えます。

 

スライドドアの故障は間違いなく保証の対象内ですので、保証期間内に症状が現れていれば素早く対応してもらいましょう。

 

原因2 スイッチがオフになっている場合

電動のスライドドアは、ほぼ間違いなく運転席周辺にON/OFFのスイッチがあります

 

このスイッチがOFFになっているとスライドドアが電動で開かず手動モードになってしまっているんですね!

 

実は知らない間にスイッチをOFFにしている方も多く、故障したと思ってディーラーに持っていくと、スイッチがOFFになっていただけというケースも多いそうです。

 

ディーラーに持っていって気づくのでは時間がもったいないですから、まず確認してみると良いでしょう。

 

車内から開かない場合

車内から開かない場合は、チャイルドロックシステムが作動している場合もあります。

 

子供が中からドアを開けてしまう防止システムですが、こちらも何かの拍子に作動している場合がありますので、スライドドア付近にあるチャイルドロックのON・OFFを確認してみてくださいね。

 

ちなみに、チャイルドロックが原因の場合は、外から開ける事は出来るのでこのような症状なら可能性が高いです。

 

原因3 給油口が開いている場合

こちらもスイッチが気づかない間にOFFになってしまっているのと同様に、システムの故障ではなく給油口が開いていてスライドドアが開かない場合です。

 

全ての車がそうではありませんが、スライドドアと給油口が同じ側にある場合、給油口が開いている時は妨げにならないよう、ストッパーが作動しスライドドアが完全に開かないようになります

 

この給油口が開いているため故障と勘違いして、ディーラーに持ち込む方も多いそうなので確認してからにすると良いでしょう。

 

原因4 ワイヤーの劣化・切断の場合


スライドドアにはワイヤーが使われていて、そのワイヤーをモーターが引っ張って開閉動作を行いますが、このワイヤーが切れてしまうとドアが完全に動かなくなります

 

モーター音は聞こえてもスライドドアの動きに反応がない場合は可能性が高いと言えます。

 

長年乗っているとワイヤーは経年劣化をするので、そのまま切断してしまうケースは多いんですね。

 

ワイヤーが切断している時の修理費は?

ワイヤーの修理は切断されたワイヤーのみを交換する事ができず、同時にモーターも交換しなければならないケースが多いです。

 

この場合は部品代と工賃合わせて7万円~の修理費になってしまう可能性があります。

 

原因5 スライドドアの変形

基本的に日常で乗っている場合は、スライドドアが変形したり車のフレームに歪みが起こる事はありませんが、事故を起こしたり強い衝撃が加わると変形してしまいます。

 

スライドドアの開閉の際にどこかが変形、歪んでいるとそこが抵抗になってスムーズに開ける事ができません。

 

一般の方が修理するのはほぼ不可能ですから、ディーラーなど専門業者に委託しなければなりません、

 

スライドドア変形の修理費は?

スライドドアの変形や、フレームの歪みの場合、フレーム修正というかなり大がかりな作業が必要になりますので修理費は非常に高額です。

 

スライドドアをそのまま交換するか、車のフレームも修正するのかで金額差がありますが、部品代・塗装費・工賃が掛かりますので20万円以上は覚悟しなければなりません。

 

もしも非常に高額だった場合は、乗っている車の価値を検証し、新しく中古車を購入したほうが経済的なケースもありますので検討するのもありかと思います。

 

スライドドアが故障したら手動にするのはアリ?

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もし電動スライドドアが故障してしまった場合、7万円以上の修理費となってしまう事も多く、保証期間内でなければ実費になるので悩みどころです。

 

この時、電動機能を無くして手動のスライドドアとして対応すれば、高額な修理費は払わなくて済むのでは?と考える方もいますよね!

 

これは問題ない選択だと思います。

 

ただし、ワイヤーが切れている故障の場合はスライドドア自体が動かないので手動にする事が出来ないので、モーターが原因の場合に限るので注意が必要です。

 

手動にする場合は、運転席周辺のスイッチをOFFにするか、もしくはモーターの配線を切断することで手動化する事が可能になります。

 

おそらくディーラーでも作業をしてくれると思いますが、ディーラーで断られた場合は他の専門業者に事情を説明すれば簡単に作業してくれるでしょう。

 

スライドドアの故障・手動に対する口コミ・感想

口コミを覗いてみると、スライドドアの故障に対して、頻度が高く不便と感じている声が少なからずある事がわかります。

 

やはりシステムや構造自体が複雑になったり、使うパーツが増える事で故障が増えてしまうのは仕方のないことです。

 

手動ドアよりも自動ドアの方が開口スペースを広く取れるメリットもあるので、例え手動だとしても重宝してる方もいらっしゃるんですね!

 

スライドドアの故障・手動のまとめ

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今回は、スライドドアの故障や原因と手動化についてご紹介していきました。

 

スライドドアの故障は、モーターやワイヤーが原因である可能性が高く、その場合は修理費が7万円~掛かってしまうケースが多いです。

 

また、フレームの歪みや、スライドドアの変形による故障の場合は、20万円~する事もある高価な修理になります。

 

電動スライドのために部品の数が多くなっている分、仕方のない事ですが、修理費をどうしても払いたくない場合は手動のスライドドアに思い切ってするのもアリかもしれませんね!

 

ただしワイヤーが切れてしまった場合は、手動化もできませんから、この機会に他の車への乗り換えも視野に入れながら検討してみると良いでしょう。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました!

 

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