スカーレットネタバレ6週とあらすじ!信楽に戻って幼馴染とも再会!

NHK朝ドラマ『スカーレット』6週のあらすじや、ネタバレを詳しく各話毎に紹介させて頂きます!

 

大阪で勤しんで喜美子が、ついに信楽に戻ってくるお話!

 

且つて共に幼少期を過ごしていた照子・大島優子や信作・林遣都も登場し、信楽の舞台がまた盛り上がります!

 

スカーレット6週目のあらすじ・ネタバレを各話で詳しく知りたい方や、振り返りたい方は是非お見逃しなく!

ドラマイカくん

第6週は11月4日から11月9日までの放送回だよ!
ついに喜美子が信楽に戻ってくるけど、きっかけは父の嘘だったんだよね!

モーニングちゃん

 

前週スカーレット5週のあらすじネタバレ!を先にみる

『スカーレット』6週あらずじ・ネタバレ!

スカーレットの6週目は2019年11月4日~11月9日までに放送された回です。

 

ある日、喜美子は父の常治から『マツ(母)』が倒れたと連絡を受けます。

 

流石の事態に大阪から信楽まで急いで帰った喜美子でしたが、実は喜美子には信楽に住んで欲しいという口実の嘘だったのです。

 

そして喜美子は決意しますが、挨拶も出来ていないため一度大阪に戻ると。。

 

『スカーレット31話あらすじ・ネタバレ』お父ちゃんの考え(11月4日)

信楽に起きた事態

 

『お母ちゃんが倒れた!』と信楽のお父ちゃんから一本の電話が入ります。

 

朝になりマツ(富田靖子)が何でもないことを祈りながら、喜美子(戸田恵梨香)は早急に帰る準備を始めます。

 

そして、ピンチヒッターの大久保さん(三林京子)が到着、さださん(羽野晶紀)と共に心配なことを聞くも、当の喜美子も詳しいことは何も分かっていません。

 

それともう1つ気掛かりなこと、雄太郎さん(木本武宏)がちや子さん(水野美紀)が働く新聞社へと電話で居場所を突き止めています。

 

ちや子さんが荒木荘に帰っていないのです。

 

この二つの事態に荒木荘では朝から大慌て!

 

ちや子さんのこともお台所の大根も気にしつつ「行ってきます」と見送られる喜美子でした。

 

喜美子の帰りを待ちわびる

 

そして信楽では。。

 

喜美子の帰りを待ち、お父ちゃんがそわそわと布団を出し畳みに敷いています。

 

この常治の落ち着きのなさに対して倒れているはずのマツは、喜美子が帰って来る嬉しさに『肉の入っていない肉じゃが』を作ると気分は浮かれています。

 

これはお父ちゃんが仕組んだ策略、しかしお母ちゃんはあまり頓着ありません。

 

そして下の妹の百合子(住田萌乃)もまた学校から帰宅して喜美子が帰ることを楽しみにしています。

 

一人どうしてもマツを倒れたことにしたい常治は半ば強引です。

 

アイドル!?信作

看板『焼き物は信楽・日本の火鉢』

(丸熊陶業)

 

喜美子は信楽に帰ってきました。

 

すると、狸の置き物の辺りを騒がしく走る女子学生、そこに現れたのは自転車で走る信作です。

 

信作「信様!信様!うっさいのお!気色悪いさけ、『様』は付けるな言うてるやろ!何べん言うたらわかるんじゃ!」

 

そして信作「この~」からの、指を鼻のあたりにするポーズをすると、女子学生からの歓声!

 

さらに近づき手紙を3人からもらいます。

 

このちょっとアイドル化した信作の様子に喜美子は言葉が出ません。

 

さらに決めポーズを1人になり考える姿に、不思議そうに喜美子は観察します。

 

それに気づいた信作は自分に起こる奇妙な現象を慌てて消そうとごまかし、いつもの伊賀のおばあちゃんを話しに登場させます。

 

しかし喜美子は同時に亡くなっていたことも知ります。

 

信作「おばあちゃんの死は過去の俺を葬った」と、何のことやら!?

 

この話の続きをキッパリと切り捨て喜美子は信作を置き去りにするのでした。

信作「待てー!!」

 

川原家の様子

 

家に着き、停めてある乗り物を見て驚きます。

 

そこに上の妹・直子(桜庭ななみ)がちょうど帰宅します。

 

喜美子が休みをもらって帰郷したと思う直子に、マツが倒れたという知らせで帰ってきたことを話すと驚き話が食い違います。

 

お父ちゃんと口を聞いていないと直子の口からも飛び出し、どうも家の様子が今までと違うことを感じます。

 

そして喜美子は中に入り、出迎えた百合子と久しぶりの挨拶を交わし、こちらもお得意の日頃のお返しにと「また居残り?」と、直子の情報投下を喜美子にします。

 

さらに百合子「勉強できひん」とお知らせもします。

 

お母ちゃんを心配して、一刻も早く顔を見ようとする喜美子にお父ちゃんは何とも仏頂面にまずは座らせます。

 

改めて、信楽に帰ってきたことを丁寧に挨拶をする喜美子に対して、直子はトゲトゲしい反抗をあからさまに父ちゃんに見せます。

 

そしてついに本題に、

常治「大阪に戻らなくてもいい」と言い、喜美子には何を言いたいのかわかりません。

 

どうやら、直子に家のことをやらせようとするも、どうにも思うようにならず、喜美子に家のことを任せる!と、ついに常治は喜美子を信楽へと呼び寄せたのです。

 

みんなの気持ち

 

倒れたことになっているお母ちゃんは、我慢ならずひとしきり話を終えた頃、ついに顔を出します。

 

お玉を持ったままへんてこりんな連れ戻しによってやはり久々の再会が実現したのでした。

 

今度は完全に喜美子もある程度、理解できた上でお父ちゃんの話を聞きます。

 

お父ちゃん「体調が悪いんはほんまの話、夏に一度倒れよった」

お母ちゃん「夏バテや(正直)」

直子「姉ちゃんいんとこの家、回らん(本音)」

百合子「ずっといんの?(喜美子姉ちゃん大好き)」

 

この何ともみんなの言い様に、拍子抜けのような気持ちにもなるのでした。

 

お母ちゃんから感じること

 

今晩は、喜美子の帰郷により川原家では大野さん夫妻を筆頭にご近所のおとうさん、お母さんたちが集まって歓迎です。

 

これに一番嬉しいのは常治さん、お酒と共にじょうぜつに今宵は美味しい、嬉しい宴です。

 

お父ちゃん「喜美子!喜美子ー」

楚々ともてなす姿に、集まったみんなも喜美子の成長を感じました。

 

そして、すっかりお父ちゃんも夢の中に、お母ちゃんも喜美子を労いますが、喜美子はここでしっかりとまた大阪・荒木荘へ戻ることを伝えます。

 

喜美子「荒木荘のことをほっぽり出すようなことはできん」

 

それに対してお母ちゃんは『肉の入ってない肉じゃが』の話をします。

 

お母ちゃん「作ってあげたかった」

 

この話によりついに喜美子の感じたことが溢れます。

 

『仕送りはどうしたのか?』

=しっかり送っているはずなのに買えない肉。

マツは買い忘れたとこれには話します。

 

そして、お父ちゃんの仕事のことや家の前にあったオート三輪についても気掛かりなことを話します。

 

お父ちゃんの離れて暮らす寂しさだけではない、何かが川原家で起きていることを喜美子は不安に思うのでした。

 

『スカーレット32話あらすじ・ネタバレ』譲れない気持ちに(11月5日)

喜美子からの話、お母ちゃん

肉じゃがを作ってあげたかったと言うお母ちゃん。

 

『肉の入っていない肉じゃが』

 

これに込められた気持ち、喜美子(戸田恵梨香)には読み取ることができません。

 

お母ちゃん(富田靖子)も本当のところをはぐらかします。

 

お母ちゃん「もう休みい。明日帰るんやったら、はよ寝なさい。汽車の時間わかる?お金あんのん?」

 

話しにならないばかりか、少し置いていこうか(お金)?の言葉にも、

お母ちゃん「ほら、はよ寝なさいんか、お布団敷いてあるで。そこお父ちゃん転がってるけど、気にしなや」と、やはり最後は喜美子を気遣います。

 

喜美子はお母ちゃんの言うように部屋へと向かいますが、ここで喜美子は気持ちに留めていたことを口にします。

 

お正月に休みをとってでもどうしても話したい決心があるとお母ちゃんに切り出します。

 

少し尻込む喜美子にお母ちゃんは何が飛び出すのか!?知りたい衝動に駆られます。

  • ①嬉しいこと
  • ②ニヤニヤしてまう
  • ③18歳やからお母ちゃんには分かってほしいこと

この喜美子からのヒントにマツさんに浮かんだこと、そして気持ちはお花畑になります。

さらにヒント、

④ジョージ富士川いう人(常治はイビキで反応)

さらにお父ちゃんと同じ名前にお母ちゃんも勝手に運命感じます。

⑤来年の春に

お母ちゃんたまらずお水と、お勝手に向かい完全に『結婚』とお花畑の話は完成します。

 

勘違いからの喜美子の本心

 

喜美子は写真と一緒に見てもらいたいものを取りに部屋に入った間に、常治(北村一輝)がうっすら目を覚まします。

 

それに気づいたマツはたった今喜美子から聞いた話をお父ちゃんに知らせたく、まだおぼろ気な常治を完全に起こすような勢いで一方的に話すのでした。

 

出てきた喜美子、起き上がっているお父ちゃんに気づいて、怪訝な顔をします。

 

一緒に話を聞きたいお母ちゃんとは反対このタイミングで常治に切り出すことに抵抗を感じるのでした。

 

寝起きにお水と、お母ちゃんが立ち上がったついでに、喜美子は大阪で草間さんに会ったと話を少しすり替えます。

 

お母ちゃんからも年賀状はもらっていたと草間さんとの繋りを喜びつつお父ちゃんは喜美子の話を迫ります。

 

明らかに喜美子の聞いてほしいことはまだ酔いが残る今では部が悪く、なかなか話を切り出せないのでした。

 

また、このお父ちゃんの性分を考えてお母ちゃんも喜美子の手助けをしますが、話が違う方向へと突っ走りしかも表情は完全にお花畑になっています。

 

このうっとりと話すお母ちゃんに喜美子は驚き、お父ちゃんもお母ちゃんの内容を理解したところで、

喜美子「そういう話ちゃうわ!結婚ちゃうわ!」

 

女は結婚』と考えることつまらん!と言い、喜美子は大阪で見てきたカッコよく働く女性たちの話をお母ちゃんに語ります。

 

これに対してお父ちゃんが喜美子に噛みつきます。

お父ちゃん「何をかぶれとんねん!たかが2~3年働いたくらいで、世の中分かった口聞くな!」

 

お父ちゃんの言い聞かせ

 

そこにお母ちゃん『ジョージ』の名前を出したところで、ついに喜美子も戦闘開始!

 

常治にジョージ富士川』の話と芸術の学校に通いたいこと全てを話します。

 

自分の知らないところで勝手に決めた話にお父ちゃんは許すことができません。

 

しかも今の川原家の現状からお金のことも家の中の切り盛りも今や喜美子の頼りなしではどうにもなりません。

 

あまりにも理不尽な頭ごなしに言うお父ちゃんに喜美子はついに自分の意思を話します。

 

滅多に言わない喜美子自身の気持ちを聞いてお父ちゃんは、大阪に行く前の「行きたくない」と言ったあの日のことを喜美子に聞かせます。

 

しかし喜美子にとってはもう3年も前の話、常治の気持ちよりも着実に前に進んでいたのでした。

 

お父ちゃんの頭ごなしの説得ではもう喜美子を言って聞かせるにはあまりに無力でした。

 

改めて知る、家の現状

翌朝、喜美子はまた大阪へと家を出ました。

 

すると、後から追いかけてくる下の妹の百合子(住田萌乃)です。

 

「お父ちゃんがカンカン、またお酒増える」と顔を曇らせます。

 

そうは言っても百合子は学校とは違う方向に行くというのが気になります。

 

お母ちゃんが倒れて貧血の薬を飲んでると話します(どうやら夏バテばかりではない様子)

 

大分良くなったと話す百合子に、喜美子は学校に行くように言い聞かせ、代わりに自分が病院へ行くとはなします。

 

すると百合子は「喜美子姉ちゃんは大人?」と、意味深なことを聞きます。

『大人はあかん』

 

しかも、またも追いかけてくる妹の直子に「余計なことを言うな」と口止めをされます。

 

この川原家の今の状況を二人は喜美子に話すことができません。

 

またこのゴタゴタに自転車で通り掛かる信作「この~」で、突撃です。

 

しかも貧血の病院の話も信作は知っていました。

 

この『言ったら叱られる』の空気に気遣い試験があると逃げようとするも、喜美子の勢いに負け、自分が盾になることで喜美子の妹たちをかばうことにします。

 

マツの貧血の薬はツケ(支払い)が溜まっていました。

 

支払いから少しでも逃れるために大人ではなく、子供の小さい百合子が行っています。

 

信作「子供に言うてもしゃあない、逆に学校に行かんと薬取りにくるなんて偉いとなる」と、信作は事情を話すのでした。

 

喜美子のいない3年の間に切ないほどに変わり果てた家の事情でした。

 

『スカーレット33話あらすじ・ネタバレ』驚きの事実・喜美子の決断(11月6日)

泣いて訴える妹と一緒に

32話のラストで喜美子が信作から告げられたのは、川原家のお財布事情の危機でした。

 

そもそも、なぜ川原家の財政状況がピンチなのかというと、泥棒に家を荒らされたあと父の常治が3輪のオートバイを購入しますが、それも多額の借金を背負っていた事。

 

しかも、その後に足を怪我してしまったことで、仕事を一切することが出来ず借金だけが膨らんでしまっていました。

 

妹の直子はそれを知った喜美子に対して。

『大阪に戻れ!!!大阪に行ってしまえ!!姉ちゃんなんか!!』

このように、自分の気持ちを大声で言い放ちます。

 

それを聞いた喜美子は、大阪に戻ろうとしていましたが、泣きながら訴える妹たちを抱きしめ、一緒に川原家へ戻りました。

お父ちゃんのツケ

喜美子が川原家に戻ると、母・マツは驚いた表情で出迎えます。

 

そこで、喜美子はマツに払えていないツケの一部を、少額ですが返してきたと話しました。

『他にもあるんやて?』

マツに問いかけると、その後これまでに溜まったツケを一緒に計算してみる事に。

 

ツケの紙を算盤で弾く喜美子でしたが、計算しているうちに余りにもツケが多額だったので爆笑してしまいます。

 

それを見たマツも可笑しくなって笑いながら、まだあるとエプロンのポケットにあるツケの紙を取り出しました。

そこには『1円』のツケが書いてある紙。

 

たったの1円すらもツケになっている事が、更に面白おかしくてしょうがありません。

 

常治は、次から次へとツケを作ってしまうので、マツの内職では追い付かない事を知る喜美子でした。

 

丸熊陶業で募集

喜美子はマツに「丸熊陶業」が若い人材を募集していると聞きました。

 

その後、これはいい話だと常治が直談判をしに丸熊陶業へ向かう姿は、そういうフットワークの軽い父なのでした。

 

大阪を出た喜美子は戻るつもりでいましたが、突然何かを決意した喜美子が走り出し向かったのは陶熊陶業です。

 

そこで社長・秀男と話しをしたかった喜美子でしたが、何やら職人さんが待遇について社長と揉めているのを目撃しました。

 

その光景を見て、踏み止まる喜美子でしたが、そこへ照子が現れて久しぶりの再会をします。

照子は自分に会いに来てくれたと勘違い。

『喜美子?! 会いに来てくれたの~!』

笑顔全開で抱き着きます。

 

しかも、喜美子が熊丸陶業で働いてくれることを知っています。

『雇ってくれるの?』

と喜美子が問いかけると。

 

『今度こそほんまや! 約束に一筆書いてる』

照子が返答します。

 

喜美子はそれを聞いて、何かを考えながら大阪へ戻る汽車の時間が迫っている事を告げ、一度大阪へ戻るのでした。

 

一方、大阪の荒木荘には常治からの手紙を読み上げています。

『喜美子 戻らん すまん』

『喜美子の荷物 送れ すまん』

それを見ていた、荒木さだ・大久保のぶ子・田中雄太郎は、もう会えないと、寂しさでテンションを下げながら荷造りをしていましたが、満面の笑みの喜美子が突然戻ってくるのでした。

 

『スカーレット34話あらすじ・ネタバレ』喜美子が自分で決めた事(11月7日)

寂しいけど、かまへん

 

喜美子は大阪へ向かう道中、信楽の家族のこと、そしてお父ちゃんの思いを考え、自分で決めた大阪での暮らしどちらを選ぶのか悩みに悩んで荒木荘へと戻ってきました。

 

笑顔いっぱいで戻った喜美子はさださん、大久保さん、雄太郎さんに信楽での事を一通り話します。

 

喜美子「学校は諦めます。お金は借金へ、うちは信楽に帰らせてもらいます」

 

そして、今までの荒木荘を振り返り、どこに何がある、自分のやってきた仕事とその愛情を重ね、尽くしてきたことへの気持ちを語ります。

 

『家の仕事に終わりはあらへん』と言いながらも、大久保さんは喜美子に寂しさを込めて『認める』を決めたのはあの時、

『大久保さんにしか出来ないご飯』と言った時だと話します。

 

最初から大久保さんに認めてもらえていたことに喜美子は喜び、さださんは安心し、このまま進んでいく話しに雄太郎さん涙で飛び出します。

 

さださん、大久保さんにはなむけの言葉をもらい、現れたギターで歌う雄太郎さん。

 

♪喜美ちゃんおらんでもか~まへん

 

会えなかったちや子さん

 

《歌える喫茶-さえずり》にて、喜美子はマスター(オール阪神)にもお別れを、そこでちや子さんの話題になり、これまでに起こった事実を聞きます。

 

しばらくの間、実家に帰る!という前に喫茶店に現れ、気が済むまでにやけ食いだったと聞くも、ちや子さんに会えなかった喜美子は顔を曇らせます。

 

『手紙』と思いついた喜美子、これに気持ちを残します。

 

店を出て雄太郎さんは売れっ子映画俳優の夢の約束をし、

さらに『芸名をつける』と喜美子に迫ります。

 

ひらめきで!ひらめかへん!?

命名『信楽太郎』

 

さらに、「さえずりの姿は仮の姿」と話す雄太郎さんに、

「分かってます!信楽太郎さん」と茶化し、お互いの健闘を祈りながら、喜美子は荒木荘から大阪から旅立ちました。

 

喜美子のお茶漬け

 

ちや子さんが荒木荘に戻り、空っぽになった喜美子の部屋で、雄太郎さんから手紙をもらいます。

 

喜美子からの手紙をお勝手場で、何やら始めながら、いつも夜中に対話していた時のようにちや子さんは読みます。

 

手紙には「ほんまのところはどちらが正しいのかわからない」と前置きをして『二つの道』を書いています。

 

聞いていた『将来の夢の道』と不安いっぱいの『暗いトンネルのような先の見えぬ道』

 

選んだのは『信楽に帰る道』

不安だと書きながらも喜美子は「自分で選んだ」とこれからの進む道をこの手紙で共有させながら、自分にも納得させようとしている。

 

この何とも、自分の気持ちだけではどうにもならない、しかし自分で決めなければならなかった決断に、ちや子さんは涙が溢れてきます。

 

さらに「ちや子さんと最後に会いたかった」と書く手紙、喜美子はもうこの場には居ません。

 

いつも食べていた喜美子の作るお茶漬けをちや子さんは手紙に書いてある手順通りに作り、自分を心配する手紙と共に喜美子を思い出しお茶漬けを完食するのでした。

 

《信楽にて》

二人の妹の朝のお見送り、直子にはお弁当を渡し「行ってらっしゃい!気いつけてな」

そしてまた、信楽での生活が始まります。

 

『スカーレット35話あらすじ・ネタバレ』新しいこと見つけた(11月8日)

川原家に笑顔が戻る

喜美子が自分で選んだ道、信楽に戻ってきました。

 

笑顔で現れた喜美子にお母ちゃんは驚き、一日の仕事を終え帰るお父ちゃんは、

今日の肉じゃがは、肉が入ってんで」と、喜美子の出迎えに疲れはどこへやら。

 

そこにもう1つ『お酒は週末だけ』この喜美子のお節介それともお説教のようなやり取りに、

お父ちゃん「大阪帰れ!もう」

喜美子「もう帰らへんよ。うちの家はここや

 

家族が揃った嬉しさを噛みしめる常治そしてマツでありました。

 

晩ご飯は喜美子を囲み、百合子の話しにお母ちゃんも花が咲きます。

 

お父ちゃんは飲めぬお酒に噛みつき!

 

あらゆる手を使うも母娘の二人に歯が立ちません。

 

そこに直子は「うち東京に行く!」と話の流れを自分に向け、反発しますが、行き場のない気持ちにも喜美子はしっかりと向き合います。

 

こうして喜美子は荒木荘での教えを胸に、川原家にも活気が戻りました。

 

丸熊陶業で働きます

年が明け、喜美子は両親と共に丸熊陶業へと挨拶に出向きます。

 

すると照子の母・和歌子(未知やすえ)が顔を出し、照子が京都の短大に決まったことが話題に。

 

丸熊の社長・秀男が登場し、仕事の内容から『絵付け』というものを耳にします。

 

すると直ぐ様、社員の加山(田中章)に絵付けの話は遮られ、仕事の内容からお給金の話へと進みました。

 

秀男は前に喜美子に一度断りを入れたことを気にしていたとも話し、いよいよ丸熊陶業での仕事が開始します。

《喜美子の仕事》

  • 八重子さん、緑さんと一緒に陶工さんたちのお昼の用意
  • お昼時に1~2時間の配膳
  • 食堂で沸かしたお茶をそれぞれの部署に配る

忙しいのはお昼時だけ、喜美子は他の二人の世間話を聞きながら、荒木荘でのやりがいをふと思い出すのでした。

 

絵付けという仕事

喜美子はお茶を持ち、配って回るとそこに綺麗に描かれた火鉢を目にします。

 

以前にはなかったこの火鉢に気持ちが吸い込まれ見惚れます。

 

そして、職人が仕事をする作業場に入りお茶を置き、たまらず問いかけてみると、実に気難しく怪訝な態度を見せます。

 

さらに中に入ってきた絵付けの親方・城崎剛造(渋谷天外)に冷たく追い払われます。

 

しかし聞かぬ喜美子に親方は再び、

「この城崎組の作業場は関係者以外立ち入り禁止や

この言葉にたまらず職人さんは喜美子を掴み、作業場から完全に追い出します。

 

そして作業場の中で始まった、この親方を囲み絵付けの作業に職人の人たちの静かな歓声が上がります。

 

夜になり、喜美子は昼間見た『絵付け』の素晴らしいさに再び気持ちが騒ぎ眠れないのでした。

 

『スカーレット36話あらすじ・ネタバレ』絵付けに魅せられて(11月9日)

楽しいこと考えて

 

絵付けの仕事に魅了された喜美子は夜になっても眠れず、また隣にいる直子も怖い夢と目を覚まします。

 

聞けば今もまだ残る空襲の時の記憶、その不安を和らげようと「手を繋ぐ」と話す後ろから、百合子もまた目を覚ましました。

 

みんなで手を繋ぎ『三人でいる時は子供でええよ』と姉妹の語りが始まります。

 

「楽しいこと考えて寝え」と喜美子の提案に、直子はいつもの反発心、百合子はすぐに飛び出して、直子に『楽しいこと』のヒントも振ります。

 

『ゆで卵に囲まれてる夢』

直子の好きなものから出たちょっと斬新なこの言葉には直子も自然と頭の中に浮かび、怖い夢も消えてなくなりました。

 

安心して再び眠りについた妹たちに、喜美子はどうにも気持ちが騒ぐのでした。

 

絵付けのことが知りたい

 

学校帰り、照子は今日こそは!と喜美子目掛けて急ぎます。

 

やっと会えた照子は『簡単な仕事』を喜美子にと、会社に話しをつけていたことを話します。

 

これに喜美子は驚き「仕事は大変な方がおもろい!」と考えは全くの逆、この食い違いから喜美子はふと『絵付け』の仕事を切り出します。

 

この話をバッサリと遮り、顔を覗かせる信作、そして一人芝居

「英語で言うたらスーツ!スーツ!キャ~!信様!」

買ってもらった背広を自慢しに来た信作は4月からは役場に就職。

 

それよりも『絵付け』の話!と喜美子は聞き出そうとしますが、またも信作の酸っぱいあめチャンに邪魔され話しになりません。

 

どうしてもやりたい

 

三人は絵付けの作業場へとやってきて、少し抵抗を感じる喜美子ですが中に入りデザインのこと、作り方の手順を照子から聞きます。

 

すると外で声が、慌てふためくも入ってきたあの怖い親方と喜美子は目が合い、丸熊のお嬢さんである照子にも「どけ!」と一言呟きます。

 

この親方は丸熊陶業と絵付けの仕事で折り合いがつかず、あとから入ってきた丸熊の加山にも最後まで捨て台詞を残し、職人を引き連れて立ち去っていくのでした。

 

目の前で起きた絵付けの職人たちの退去に帰り道、言葉もなく歩き続ける喜美子は、信作の問いかけによって気持ちが定まりました。

 

もう一度、丸熊陶業に戻った喜美子は照子に絵付けの仕事をやりたいとお願いします。

 

しかし「女の絵付け師は聞いたことがない」と陶芸の仕事はどんな作業でも男の世界と話します。

 

喜美子は照子が子供の頃になりたいと言った『婦人警官の夢』を出し、信作も一緒に強くお願いをします。

 

この喜美子の今までにない強い気持ちの頼みに、ちょっぴり照子も気分がいい!やっと受け入れます。

 

こうして決まった『新しい道』に、翌日の作業場へ入ると、中には見知らぬ何とも訝しげな人(イッセー尾形)に遭遇しました。

 

スカーレット6週の感想や口コミ

喜美子の思い描く夢に対して、家の事情がまたのし掛かり、父親との対立になります。

 

またも自分を犠牲にする姿が切ないのと荒木荘の人たちとのお別れに涙、涙、涙でした。

 

しかし、信楽に戻った喜美子は家族を笑顔にし、自分でも新たな夢を見つけるとこがさすがの喜美子です。

 

 

スカーレット第6週まとめ

 

今回は、スカーレット6週のあらすじ・ネタバレをご紹介させて頂きました。

 

スカーレット6週では、大阪で就職し荒木荘の方々とも信頼関係を築いていた喜美子のもとに、突然父からマツが倒れたと連絡が。

 

しかし、本当は単純に帰ってきて欲しい事の口実だったんですよね!

 

口コミでもこんな親父嫌だとコメントがありましたが、そんな時も見栄を張ってしまう父の常治らしい場面です。

 

結果的に信楽に帰ってきたことで、幼馴染とも再開したので今後どのように陶芸家への道が進んでいくのか楽しみなポイントになりますね!

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