スカーレット深野心仙役は誰で、実在モデルは誰なのもまとめています。
主人公喜美子は、大阪での女中仕事から、いよいよ信楽に戻って陶芸に携わる事になります。
そして、陶芸家を目指すようになった喜美子を指導するようになるのが、深野心仙です。
スカーレット深野心仙はどんな人物でモデルは誰なのか、演じるイッセー尾形の関西弁がどのようなのかもあわせてご紹介します!
Contents
スカーレット深野心仙(ふかのしんせん)役は誰?
スカーレット深野心仙役は「日本における一人芝居の第一人者」といわれている俳優のイッセー尾形さんです。
イッセー尾形さんは朝ドラ出演4回目のベテランで、最近では「まんぷく」で萬平さんと一緒に服役していたのも記憶に新しいですね。
イッセー尾形のプロフィール
- 生年月日:1952年2月22日
- 出身:福岡県福岡市
- 血液型:A型
- 職業:俳優・小説家
- ジャンル:舞台(一人芝居)、映画、ドラマ、ラジオ、ナレーション
- 公式ホーページ:イッセー尾形 本人公式ホームページ
イッセー尾形さんの本名は尾形一成で、名前を音読みにし名字と逆にした芸名となっています。
福岡県福岡市の生まれですが、サラリーマンの父の仕事の都合で北九州市小倉、長崎県佐世保市、東京都杉並区、千葉県津田沼と転々としました。
美術大学浪人中の19歳のときに劇団に入り、以後は建築現場で働きながら一人芝居の力をつけていきました。
1971年から俳優として活躍しはじめ、1981年に日本テレビ「お笑いスター誕生!!」で8週勝ち抜き金賞を受賞し、広く知られるように。
得意の一人芝居は1992年からはアメリカやヨーロッパなどの海外でも公演を行い、演技が高く評価されています。
また、一人芝居だけでなく、桃井かおりさんや小松政夫さんとの二人芝居も行うほか、俳優だけでなく小説や絵画などでも活動しています。
喜美子の師となるからには芸術に馴染みのある方が選ばれているのかもしれませんね。
イッセー尾形の過去出演作
イッセー尾形さんの主な出演作品は以下のとおりです。
テレビドラマ
- 意地悪ばあさん 早野金造役 (1981年~1989年)
- ビートたけしの学問ノススメ 夏目胆石役 (1984年)
- 独眼竜政宗 国分盛重役 (1987年)
- 炎立つ 藤原経輔役 (1993年)
- SMOKING GUN〜決定的証拠〜 田坂繋役(2014年)
- 僕とシッポと神楽坂 徳丸善次郎役 (2018年)
- 螢草 菜々の剣 柚木弥左衛門役(2019年)
- いだてん〜東京オリムピック噺〜 永田秀次郎役 (2019年)
NHK連続テレビ小説
- 凛凛と(1990年)
- つばさ ラジオの男役、ナレーション(2009年)
- まんぷく 剛田一隆役(2018年)
映画
- それから 寺尾役 (1985年)
- ヤンヤン 夏の想い出 大田役 (2000年)
- トニー滝谷 トニー滝谷/滝谷省三郎役(2004年)
- 太陽 昭和天皇役(2005年)
- ホームレス中学生 田村一郎役(2008年)
- 60歳のラブレター 松山正彦役(2009年)
- 先生と迷い猫 森依恭一 役(2015年)
- 沈黙 -サイレンス- 井上筑後守役(2016年)
- ソローキンの見た桜 河野所長 役(2019年)
受賞歴
- 第35回文化庁芸術選奨文部大臣新人賞大衆芸術部門(1985年)
- 第21回紀伊國屋演劇賞(1986年)
- 第26回放送批評ギャラクシー賞奨励賞(1988年)
- 第27回ゴールデン・アロー賞演劇芸術賞(1989年)
- 第14回スポニチ文化芸術大賞グランプリ(2006年)
上記のほか、代名詞である一人芝居の舞台の公演を多く行っています。
映画・ドラマでの出演数は数多く、複数の受賞歴からも、名優・名脇役ぶりが窺えます。
今年は「いだてん」に出演しており、大河ドラマでは3作、朝ドラではスカーレットで4作目の出演なので、両視聴者にとってはお馴染みかもしれませんね。
イッセー尾形の関西弁は?
イッセー尾形さんは出身が福岡県で、その後長崎や東京、千葉と転々としていますが、関西エリアには住まれていないようなので、元々関西弁を話す方ではなさそうです。
「まんぷく」など、関西制作のドラマにも出られているので多少のなじみはあるのかもしれません。
イッセー尾形の関西弁?京都弁?が臭すぎる。(笑)
— どらごん (@yotsumiryu) 2015年2月9日
イッセー尾形さんの関西弁に違和感を感じるが泣ける!
— キャサリン瀬田ジョーンズ (@lux9696) 2013年8月27日
ネットでの評判を探してみると、胡散臭いとか違和感があるという声がありましたが…演技力のある方なので、独特な雰囲気になるのかもしれませんね。
スカーレット深野心仙の実在モデルは?
深野心仙の実在モデルは誰なのでしょうか。
深野心仙は日本画家で信楽焼の火鉢の絵付師でもあり、喜美子の絵付の師となる人物で、ひょうひょうとしてつかみどころがなく、しかしユーモラスな一面も持ち合わせています。
絵付師になりたいという喜美子に対し、『遊びじゃない何年も修行しないといけない』と一旦は断りますが、喜美子はどうしても深野に師事したいと思うようになり、無事に弟子入りすることになります。
この深野心仙のモデルは、喜美子のモデル・神山清子さんの染付の師であった吉竹栄次郎さんではないかと考えられているようです。
神山清子と吉竹栄次郎の関係は?
喜美子のモデル神山清子さんと深野心仙のモデル吉竹栄次郎はどのような関係だったのでしょうか。
調べてみると、吉竹栄次郎さんとのエピソードかははっきりわかりませんでしたが、日本画家の人物とのエピソードが見つかりました。
神山さんは幼い頃から絵が得意で、絵描きになりたいと思っていましたが、父の反対で美術大学への進学は叶わず、和裁・洋裁学校へ通っていました。
京都で絵の勉強をしたいと考えていましたが、経済的事情から地元信楽で絵の師匠を探しました。
信楽での絵の仕事といえば信楽焼の絵付だったので、信楽で一番良いと言われる絵付師で京都から来た日本画家に弟子にして欲しいと申し出ましたが、女性は弟子にとらないと一旦は断られました。
しかしその熱意により、別の絵師を紹介され弟子入りしましたが、気性が荒く、雑用ばかりだったので1年ほどで辞めてしまいました。
その後、日本画家の絵付師の紹介で18歳のとき陶器製造会社・近江化学陶器に就職した神山さんはデザイン部に配属され、絵付を教えてもらったのだとか。
おそらく、この日本画家が吉竹さんと思われるので、丸熊陶業で絵付けをする日本画家の深野心仙のモデルである可能性が高いと考えられます。
スカーレット深野心仙の役者・実在モデルのまとめ
スカーレット深野心仙について、役者や実在モデルについてご紹介しました。
イッセー尾形さん演じる深野心仙のモデルは、日本画家で絵付師の吉竹栄次郎さんと考えられます。
深野心仙と吉竹栄次郎の共通点は以下の通りです。
- 元々日本画家であり、信楽の陶器製造会社で絵付をしている
- 喜美子(神山清子)への弟子入りを、一旦は拒むが受け入れる
喜美子が魅せられる師匠はどんな人物なのか、放送で是非ご確認ください♪
コメントを残す