『スカーレット』3週のあらすじや、ネタバレを詳しく各話毎に紹介させて頂きます!
スカーレットの3週では、喜美子が中学を卒業し、初めての仕事をスタートするお話です。
そんな仕事先(荒木商事)では、社長の荒木さだから厳しく教えられながら、ひた向きに頑張る喜美子が描かれています。
3週目のあらすじ・ネタバレを各話で詳しく知りたい方や、振り返りたい方は是非お見逃しなく!
ドラマイカくん
モーニングちゃん
Contents
スカーレット3週のあらずじ・ネタバレ!ビバ!大阪新生活
出典:https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2019/10/13/gazo/20191001s00041000292000p.html
スカーレットの3週目は2019年10月14日~10月19日までに放送の回です。
荒木荘という下宿屋の社長『荒木さだ』のもとで、働く事になった喜美子ですが、仕事はもちろん初恋の相手にも出会います。
この酒田圭介や、新聞記者の庵堂ちや子など、個性的なメンバーとの関係性はどうなるのか..
『スカーレット13話』新生活が始まる(10月14日)
大阪の町にひとり
喜美子(戸田恵梨香)は、父ちゃんが見つけてくれた大阪の下宿屋『荒木商事』で働くため、大阪に1人で向かいました。
6年ぶりに戻ってきたのです。
《荒木商事》では、
「あかんわー。うちにはデザインのセンスがないわー」と、
少々自信なさげにたっぷりと個性を振り撒くこの女性は荒木商事社長の荒木さだ(羽野晶紀)です。
京子「目のつけ所は間違ってない、自信持ち!」と、この社長を毅然と支えるスタッフです。
すると、
さだ社長「うん~ん?今日、なんか用があったような?」と、他のことでパンパンに詰まった頭では。。
《約束の待ち合わせ場所》
賑わう町の中を不安な気持ちで待つ喜美子、約束の時間になっても一向に荒木商事の荒木社長はやってはきません。
意を決して、いく先を訪ねてみても大阪の雑踏の中に紛れるばかりです。
こちら荒木商事さん
忙しくそれぞれの担当で働くスタッフに、社長のさだはデザインの試作と余念がありません。
そこにドアを開け、1人の警察官(大久保正道)が入ってきます。
警察官「失礼します。こちら、荒木商事さん?」
これまた名前を呼ばれて勢いよく手を挙げ出て行く社長に少々、警察官も困惑します。
何しろ下着の試作中のお姿では。。
川原喜美子さん、警察官の言う名前にやっとのことで『今日ある用事』をさだは思い出すのでした。
喜美子は警察官にお礼を言い、恐る恐る中へ入ります。
謝るさだ社長に『下着ショー』と、聞き慣れない言葉に、
喜美子「したぎしょー?」
さだ社長「こういうの、わかる?」と手に持った下着の説明を受けます。
飛び交う用語の物珍しさに、喜美子は分かったような何だか分からない感覚に戸惑うばかりです。
洋装が当たり前になってきて、
『ディオール』
『ボディーライン』
『ファンデーション』
これらのファッション用語、何だかわかりますか?
荒木商事
- 新しい洋装に対応して美しく着こなす為の下着を製作
- デザインをする会社
『コルセット』というものも紹介してもらい、お茶が運ばれてきます。
まだ挨拶もちゃんとしていないとするスタッフに、
さだ社長「下着ショーでうっかりしてた」と下着ショーの頭から早速、切り替えてメンバーの紹介です。
改めて、
- さだ社長「私が社長の荒木さだ」
- 社長の片腕:二ノ宮京子(木全晶子)さん
- 縫製担当:千賀子(小原華)さん・麻子(井上安世)さん=学生・洋裁学校
麻子さんは縫製担当兼、下着のモデル!?
ということで、千賀子さんと下着モデルのやり取りの仲睦まじさを喜美子は微笑ましく思うのでした。
喜美子、何するん!?
さだ社長の両親の亡き後、荒木商事は下着会社に生まれ変わろうとしていますと社長の片腕・京子さんは話します。
『女の遊びちゃうか?とバカにする人もいる』と女性の考えるものの仕事を世間ではあまりいいことと考えられていないと社長は話します。
京子「こっから大きくしていくんよ!」
さだ社長「みんやで意見出しおうてな」
千賀子「上下関係、気にしいひんいい会社よ」
喜美子「はい」
と、さらに荒木商事が喜美子にとって、輝かしい会社と気持ちを弾ませるのでした。
そして、何気に麻子が質問します。
麻子「川原さんは何を?」
喜美子「ああ、うち和裁ならちょっとはできます。」
「一通り、お母ちゃん。。母から教わってまいりました」
とてもとても長く、荒木商事のことを喜美子は説明を受けましたが、実はここ、下着の試作品しか作らないんです。
縫製も今いるスタッフで十分足りています。
みんなで喜美子の仕事を考え始めると、
麻子「まさか!」
この言葉に喜美子は右、左を見て様子を伺い→覚悟を決めて!
試作のブラジャーを手に取り、胸に当てて下着のモデル志願に立候補です。
大きな勘違いに勇気を見せた喜美子に社長・スタッフ一同、慌てます。
やっとこさに出てきた喜美子の仕事を引き受けたいきさつとは!
- 社長とお父ちゃんは→従兄弟× 母の遠い親戚○(お互いよく知らない)
- 無理やりツテを辿ってきた
- 何べんも頭下げる(人生に何ちゃら話)
結果、喜美子に決まった仕事とは?
社長の住む『荒木荘』で、炊事・洗濯・掃除をする下働きをする仕事・女中さんをすることに決まったのです。
喜美子はあの時、お父ちゃんが話していたこと、そのままに頭に浮かんでいました。
素敵な会社の荒木商事にやっと自分にもしっくりとする仕事の話を聞いて喜美子は急に恥ずかしくもなり、どこか寂しくも切ない気持ちが溢れてくるのでした。
ひたすら自分の勘違いを紛らわせる言葉を集めて、叩き込むように話し
喜美子「お茶、美味しかったです。ありがとうございました」と、
それが喜美子の精一杯の気持ちでした。
荒木荘へ新しい人
一足先に、荒木荘では女中の大久保のぶ子さん(三林京子)が窓の立て付けに何やら一苦労しています。
そこに現れたのはこの荒木荘の下宿人・学生(溝端淳平)です。
急な授業の変更に帰宅のご様子、
困っていた女中の大久保さん、この学生さんに助け船を出します。
そして、学生さんも新しく入る住人を気にしています。
そこへ、オーナーのさだと喜美子がやってきます。
ここよ!と紹介された『荒木荘』は親が残してくれた一軒家を改装してできたところです。
オーナー・さだ「ただいまー」と大きな声で中に入り、「どうぞ、入って」と、中に通します。
女中の大久保さんを探すオーナーのさだ、喜美子は先に部屋を聞き、荷物を片してと言われ部屋の中へ入ります。
中に入ると、学生さんが窓の立て付けに奮闘しています。
「失礼します」と呼び掛ける喜美子に振り返ります。
喜美子「こっちゃにお住まいですか?」
学生さん「ちょうど、住んで1年になるかな」と話します。
酒田もどこか話しに不思議さを感じながらも、喜美子は学生さんの『住んで1年』を思わぬところに設定します。
喜美子「では、よろしくお願いします。川原喜美子と申します」
少々狭い、広いとは言えないほどの部屋の片隅を自分の陣地のごとく、
喜美子「あの、この辺使わせてもらいますね」
学生さん「え?」
喜美子「ご迷惑おかけしないようにこの辺まで使わせてもろうて、そっち行かんように厳重に注意します」
学生「ちちょっと、何言うてんの?」
喜美子「もっとこっち?ほしたらないやん。うちの場所」
(爽やかな笑顔の酒田)
喜美子「どないしよう、この辺?」
満面の笑みの学生「可愛いらしいな」
喜美子「え!?」
学生さん「ああいや、可愛いらしいこと言うてるなあ思うて」
さらに学生さん「ここに住んでるけど、ことちゃうよ。僕が住んでるのは2階や」
(学生さんの言ってることに気づき驚く喜美子)
学生さん「酒田圭介言います。」
さらに「僕とここで暮らす思たん?可愛いらしいな」
そして、喜美子は完全にやらかしたことで居ても立ってもいられず手で顔を隠すのでした。
そこへ現れたオーナーのさだと大久保さん
大久保さん「いつの間にこんな子、どういう関係や」
オーナー・さだ「あはは、この子よ。信楽から来る言うてた子」
学生の酒田・女中の大久保は揃って信楽から来た子が喜美子と紹介をされ驚きます。
逆に喜美子も酒田が医者を目指している医学生と聞き、こちらも驚き
喜美子「医学生?」
医学生の酒田「新しい子やね」
喜美子「ここで女中やらせてもらいます川原喜美子と申します。よろしくお願いします」
医学生の酒田「喜美子ちゃん、よろしゅう頼んます」
二人の自己紹介の後、オーナーのさだは女中の大久保さんを紹介します。
古くからの荒木家の女中さんでさだのおむつも替えたベテランさん、仕事は全部大久保さんに教えでもらうよう言います。
しかし大久保さんの何とも言えないような怪訝な顔に
オーナー・さだ「明日からでええわよね?」
(念を押します)
大久保さん「そうでんな!」と歯切れの悪い言葉を残します。
喜美子はその後、オーナーのさだの言う『賄いつき』『自分だけの部屋』に息苦しそうにまたもや不思議な確認をします。
喜美子「これ?うちの布団?」
医学生の酒田「うん。ん?何?今さら」
酒田の話していた窓の立て付けの隙間の話なんてどうでもいいくらいに自分だけのものが集まっている部屋に賄いつきの魅力、喜びが溢れ出すのでした。
1人騒ぎ聞こえてくる声に、女中の大久保さんは黙ってはいられません。
大久保さん「あんな子ども、あきまへんわ!任せられまへん」
あまりに幼い喜美子にこちらの気持ちも収まりません。
オーナー・さだ「ええ!」
丸く収まると思っていた社長に、
大久保さん「信楽返しまひょ!」
そんなこととも知らない喜美子は『うちの部屋』にテンションはさらに上がりついにはでんぐり返し!
ふすまは倒され、隣の住人さんとご対面です。
倒されたふすまから出てきた人は!?
隣の住人「何?」
喜美子、またもや全身で固まります。
『スカーレット14話』悔しさなんかに負けへんで(10月15日)
はじめまして、お隣さん
ふすまの間から出てきたお隣さん(水野美紀)は、喜美子の顔をじっと見つめてきます。
お隣さん(心の声)「なんや、この子新しく来る言うてた子か?若いな。どうせ、続かんやろ」
お隣さんのその場から観察するような視線に喜美子はうろたえながらも、相手の出方をじっと見つめ、鼻の辺りに何か!?
喜美子(心の声)「鼻の下にあるあれ!鼻クソちゃう?」
くすぐったさに鼻の下を一斉に動かし、消えたその物体は!?
喜美子(心の声)「ハエや!」
お隣さん(心の声)「どうでもええわ、あと10分寝よ」
(布団の中に再び消えたお隣さん)
喜美子「あっ!?」と、
ばかりに今度はそーっと、そーっと倒したふすまの戸を静かに持ち上げて元に戻そうとしたその時!?
ガラッ!と開けて部屋の中に入ってきた女中の大久保さんと目が合います。
一瞬、息が止まり驚きを隠せない喜美子に、大久保さんはニヤリと意味深な顔で部屋を出ていくのでした。
信楽へお帰りなさい
ちょっと!ちょっと!と連れてこられたダイニングには大久保さんが座っていました。
そして、話しがあるとテーブルの席に着きます。
まずはオーナーのさだから荒木荘での仕事を再び確認します。
《荒木荘の規約》
・賄い付で部屋を貸している。
・朝ご飯から始まる生活の細々したこと(掃除や洗濯など)を引き受けるとして家賃を高めにいただいている。
〈これを踏まえて〉
(現在の下宿人)オーナーを含めて4人いる。
喜美子の仕事:大久保さんの後を引き継いで、1人で大人4人のお世話をするという仕事。
これらを聞き、
喜美子「はい」
大久保さん「無理や!!」
確かに大久保さんの言う通り、15の喜美子に大人4人のお世話ではいうまでもありません。
オーナー・さだ「お父さんが『できる!』言うからお願いすることにしたんやけど。。。」
大久保さん「そんなん親の欲目でっせ。こんな子にできるわけあらしまへん」
オーナーのさだは喜美子に気を遣いながらも、もう少し年齢が上である人にお願いしたいと話します。
しかし、喜美子は気持ちに食い下がるように『できます!』と宣言します。
喜美子「信楽でご飯炊いたり、大根炊いたり、食事を毎日作ってたんです。掃除も洗濯もやってました」
必死で言う喜美子にオーナーのさだも何もできないとは思ってないと言葉を濁しさらに、
喜美子「ほな、何で?何でですか?」
「うち、一生懸命働きます!」とまたしても宣言する喜美子に、
《大久保さん家事の意識 Question!》
- ここに3枚のお皿がある
- 1枚は家族のために磨きます
- 1枚は仕事だから磨きます
- 最後の1枚は家族や仕事や関係なしに一生懸命心を込めて磨きます
Q.さあ!どのお皿がキレイになるでしょうか?
喜美子は考えます。
そして、選んだお皿は。。
(喜美子の回答)
家族や仕事関係なしに一生懸命心を込めて磨いたお皿
オーナーのさだも喜美子も、息を飲みます。
《大久保さんアンサー》
大久保さん「みんな、おんなじや」
喜美子「え!?」
大久保さん「お皿なんか磨いたら、キレイになるわ」
大久保さんの出した答えに喜美子は何やらさっぱりわかりません。
オーナーのさだは今一度、大久保さんについて喜美子に念を押します。
《女中のプロ・大久保さん》
荒木家で女中の後、結婚をし、子供4人を育て上げ、厳しいお姑さんを看取るなど、家事のプロ
『家事は誰にでもできる仕事と思われている』人から見て華やかな仕事ではないと喜美子にしっかりと教えます。
家の手伝いとも違うとハッキリ線引きします。
ここは家族でも親戚でもない、赤の他人の寄り集まり、仕事も暮らしぶりもいろいろと、更に付け加えます。
ずっと女中をやり、家の中の事を一手に担ってきた経験から出た言葉は誰が何も言うことのできない説得力がありました。
そんな大久保さんから出た『あんたみたいな若い子には無理や』によって、喜美子の感情任せの言葉では太刀打ちできません。
大久保さんはさらに先ほどの『喜美子の失態』を持ち出してきます。
今のこの流れからすっかり忘れてしまう喜美子に、オーナーのさだは『ふすまを倒した』と教えます。
お隣さんはちや子さん。
女性の新聞記者・庵堂ちや子(水野美紀)
不規則な生活で空いた時間に帰ってきて、体を休めています。
これらを踏まえて大久保さんの出した答えは、
大久保さん「断言します!あんたには無理や。信楽帰り」
またもや喜美子、言われてしまいましたね。
信楽へ戻ることが決定しました。
忙しない謝罪
下された決断に落ち込み、戻るとそこにお隣の住人新聞記者のちや子さんが出勤です。
慌てて喜美子はちや子さんに深々と何度も何度も謝ると、
ちや子「あ゛あっ!自己紹介やったら、明日にして」
喜美子「それが。。」
ちや子「何?新しい女中さん、ちゃうの?」
喜美子「それが、うちには務まらへんて。明日、帰れ言われまして」
ちや子「ほな、元気で」
喜美子「元気なわけないやん」
(喜美子が気になり柱から、ひょっこりちや子さん)
喜美子精一杯に「すみません、言ってらっしゃいませ」
(ニコリ、ちや子)
部屋に座り、ふと窓を見ると閉まらないままのガラス戸に目がいきます。
近づいて閉めると、閉まりません。
もう一度やってもまたまたやっても閉まりません。
意地になってやると、開いてる向こうに女中の大久保さんです。
勝手口から用事をする大久保さんに助けて!の視線を送っても、開いてる向こうの大久保さんには目が合っても気持ちは届きませんでした。
さらに落ち込む喜美子です。
優しいご飯
喜美子は、最後のご飯をごちそうになりました。
食卓には医学生の酒田さん。そしてオーナーのさださんも一緒です。
ですが、喜美子には食欲がありません。
ご飯に手をつけない喜美子を見て二人は、まず酒田さんから喜美子の小皿に玉子焼きを1切、自分の分をのせてくれました。
喜美子は頭をさげます。
そしてまたオーナーのさだも、喜美子のご飯の上に漬物をちょこんとのせてくれました。
喜美子はそれを大きくご飯と一緒に口の中に入れます。
気持ちと一緒に食べたご飯はたまらなく喜美子の食欲を刺激しました。
しかし、悲しい。
でも、やっぱり美味しいのです。
止まらなくなった喜美子の食べっぷりを見た酒田もさだもまた笑顔にさせるのでした。
みんなの魔法
食事の後、大久保さんからおわびの手紙とお金の入った封筒を渡されました。
そして、自分の持ってきたかばんを開けると、荷造りをした時に、入れた覚えのないものが入っていました。
取り出すと、存在感溢れる臭いが漂ってきます。
慌ててどけると、そこには喜美子の名前の書いてある封筒がありました。
『お母ちゃんからの手紙』です。
手紙には『魔法のハガキ』なるものと名づけて、お母ちゃんと繋がっているのだから頑張れ!と声援を送る、大野さん・陽子たちお母さんの気持ちが宛名入りのハガキ入っていると説明がありました。
そして、お母ちゃんはそれら信楽のみなさん=久恵さん(岩村春花)・有子さん(八田麻住) が喜美子がずっと今まで家のお手伝いをして頑張っているところを見てきたからきっと大丈夫、一生懸命やっていたら、その気持ちは絶対に見ていてくれると、書いてありました。
手紙には最後に臭かった手ぬぐいのことが書いてありました。
お父ちゃん流の喜美子への励ましです。
わざと洗わずに入れておいた手ぬぐい、「臭うて、腹立つさかい。負けるもんか!て思えるはずや」とのメッセージだと。
『魔法の手ぬぐい』嗅げば必ずお父ちゃんを思い出す、汗と涙の手ぬぐいです。
みんなの顔が次々と浮かんでくるお母ちゃんからの魔法の手紙を読んで喜美子は涙を流しながら、お父ちゃんの手ぬぐいで涙を拭きました。
喜美子・涙「臭い~」
『スカーレット15話』喜美子流強行突破だ!(10月16日)
帰りません!喜美子
《喫茶店『静』からのお知らせ》
・新装開店の為、しばらくお休みします。
byマスター(オール阪神)
ご近所のマスターに挨拶をして、女中の大久保さんは今から荒木荘に向かいます。
新聞を取りいつものように玄関を開けるとそこには正座をして待つ喜美子がいました。
そして、即座に立ち上がり顔を合わせる大久保さんに、
喜美子「おはようございます!」
大久保さん「何や!?」
喜美子「忘れんうちに、いただいたお金、返しておきます」
すると、ひらっひらのナイトキャップに真っ赤なガウンを着たオーナーのさだも起きてきました。
喜美子のこれまた元気な朝の挨拶にさだも大久保さんもこれから起こる喜美子のある考えにはまださっぱり気づきません。
大久保さん「どうゆうこと?」
さだ「信楽に帰るからやろ?」
喜美子「帰りません!予定通り、ここで働かせてもらいます」
この流れに何を言い出すか!とザワザワする二人に、ガラッ!と、新聞記者のちや子さんが仕事を終えて帰宅をしました。
ちや子「ただいま」
喜美子、丁寧に「おかえりなさい」
このタイミングにザワザワしたこの流れを一旦止めて、両者体制を整えます。
喜美子の思い
そして、喜美子の一生懸命な気持ちを聞いてもらいます。
喜美子「あの、うちの話聞いていただけますか?」
さだ「そんなにここで働きたいん?」
喜美子「はい!聞いていただけますか?」
何やら朝からザワザワしているところに医学生の酒田も起きてきます。
酒田とちや子は濃いお茶を朝ご飯の支度をしている大久保さんに頼みます。
これで、食卓にはさださん、大久保さん、新聞を読むちや子さん、何事だ!?と気になる酒田さんが喜美子の前に揃いました。
喜美子は大久保さんのことをずっとあれから考えていて、勤まらんと断言されたことに自分にも気持ちを言わせてほしいというのです。
言うなれば、大久保さんを対戦相手としてと、みんなに分かりやすく『柔道』を例えに出して聞いてもらいます。
大久保さん→あらあら、何を言うんや?という感じです。
酒田さん→ニヤリ、可愛いらしいなの感じです。
しかし、喜美子は真剣そのものです。
そうです!草間さんに教えてもらった『草間流柔道』の心得をまずはみんなに聞いてもらいます。
いきなりな持ち出しに、みんなの反応は!?
大久保さん即座に「何の話や?」
また即座にちや子「面白いな」
好意的な酒田「聞きましょうよ」
大久保さんをなだめ喜美子にアシストします。
オーナーのさださんはこれから始まる喜美子の話に何やら嬉しそうです。
《喜美子の姿勢・家事への思い》
- 草間流柔道は人を敬うことから始まる
- 大久保さんがこれまで家の事一切を一人で切り盛りしていたことへの素晴らしいさ
- 家事は誰にでもできるという考え合わせて、家事への周りからの認識が低いこと
- 家事仕事を極めた人のやることには誰にもできない特別なものが生まれる
- 自分自身も誰にも負けない家事仕事を極めていきたい
喜美子は一生懸命、心を込めて大久保さんに頭を下げ、大久保さんに弟子入りの気持ち、いや大久保さんに女中としての戦いを挑んだのでした。
これにはまた、経験を積んだ人にはない、まっすぐで少しの淀みもない純粋な喜美子の強い気持ちがありました。
誰も口を開くことのない静かな中に大久保さん「戦うて、子供相手にアホらしもない」と、
その場を止める言葉で朝の支度へと戻りました。
大久保さん「さあ、ご飯の支度せんと!」
これはいけず?それとも大久保さんの意地なのですかね。
すると、酒田の目の前にある急須と湯飲みに気づきます。
大久保さん忘れています。
それを喜美子に微笑みながら差し出します。
またもや、ちや子さんもそれに気づき、喜美子に顔で、
「お茶」「今のうちに」「入れて」
とアシストします。
みんなの連携、喜美子への『合格』の意味を込めたしぐさに、
喜美子「うちが?うちが!!」
とどめのオーナー・さだ「大久保さん、この子にお茶入れてもろうてもええんやね?」
大久保さん→ため息
はい!喜美子の採用がこれにて決定いたいました。
喜美子、大久保さんに「ありがとうございます!一生懸命、心を込めて働かせていただきます」
そしてみんなへと感謝の気持ちを配りました。
空かずの間の住人
そして、みんなはそれぞれ次の事へ取り組みます。
あくびをしながらちや子さん、歯磨きの最中です。
医大生の酒田さんもそこに加わり
酒田「 ちや子さん、また朝まで?何か事件?」
ちや子「淀川の溺死体や。自殺か、他殺?事故か、事件か?」
酒田「何や、身元不明、書いてありましたね」
(歯磨き最中、口の中を一掃し)
ちや子「何新聞!?」
酒田「ちや子さんとこの新聞や」
自分の書いた新聞記事にニヤリ、さらに熱弁を振るいます。
・30代から40代の男と見られる溺死体
・死後1週間か。。
この内容に医大生の酒田はふと、2階を覗きます。
2階に住む住人とここんとこ顔を合わせていないと話します。
ちや子さん、フフフと笑いながらもどうやらこの記事の特徴に遠からず近からず、とりあえず疑わしいようです。
部屋へと向かいます。
荒木荘の3人目の住人。
一番広い部屋で、一番長く住んでいます。
部屋の前で、ちや子「雄太郎さん、おるの?おらんの?」
酒田「雄太郎さん、ちや子さんのこと苦手やから」
(交代)
酒田「雄太郎さん、圭介です」
ちや子「圭ちゃんのことも顔見たら落ち込む言うてたで」
酒田「え?何で?」
ちや子「おんなじ男やのに、何でこないちゃうねんやろ、て」
急に姿のわからなくなった謎の住人に、呼びかけるも反応もなく、そこへ洗濯物のご用聞きに喜美子が来ました。
そして喜美子にも部屋に住む・田中雄太郎(木本武弘)さんを紹介します。元市役所員、時々閉じこもるクセがある、ご飯も食べたり&食べなかったりらしいです。
驚き不審に思いながらも喜美子は二人の言うように声をかけます。
喜美子「おはようございます、川原喜美子と申します」
(やはり応答なし)
喜美子「まだ、お休みとちゃいますか?」
ちや子さんは淀川の件を話します。
・淀川の溺死体記事:30代から40代男
・雄太郎さん:30代から40代男
まだ見ぬ雄太郎さんの謎なプロフィール、2人の匂わす重なる新聞記事に喜美子は、慌てて雄太郎さんに呼びかけます。
ふすまがやっと開いて出てきた人。
①丸黒ぶちメガネの長髪モジャモジャ男→自称(弟)雄太郎ではない
(中に戻る。ちや子、酒田クスクス笑)
②ウイッス!ウイッス!とツッパリ風を装おう男→自称(兄)3つ子だと言う
(雄太郎のコント自己紹介に2人の笑い止まりません)
③ホンモノ雄太郎の登場
喜美子は田中雄太郎という謎の人物の洗礼を受け、タネ明かしにやっと!笑いが止まりませんでした。
喜美子「何それ~、楽しい」
荒木荘の1日
荒木荘の朝は早いです。
①慣れないうちは4時半起床。
②おもての掃き掃除をして新聞を受け取りました。
③家の廊下の掃き掃除。
・掃く場所やたまるごみの違いを考えてホウキを使い分けるよう、考えさせられました。
(大久保さんに朝のご挨拶、そして大久保さんも何気のチェック欠かせません)
④次は朝ご飯の支度です。
(さらなる大久保さんチェック入ります)
⑤荒木荘の人たちは起きてくる時間も出かける時間も違います。
一番乗りはオーナーのさださん。
元気よく朝食後、出社します。
さだ「はい、ほな、行ってきます」
お次は医大生の酒田さん。
爽やか、酒田「おはよう」
・頼まれたらお弁当も用意ます。
朝食後、お弁当を持って爽やかに出かけます。
酒田「行ってきます」
⑥大久保さんは電話でお米の注文、喜美子はおもてに来た、リヤカーの八百屋さんで野菜の買い物をします。
・ご用聞きも応対も大事な仕事です。
⑦洗濯
・洗濯は家族ではないので、まとめて洗うことができません。
・大久保さんに教えてもらい、しっかりと分けます。
雄太郎さんの起床。
雄太郎「あの~、何か食べるもんある?」
ゆっくり起きた雄太郎さんは先程も少しふれたように、市役所勤めを辞めています。
しかし、何をしているかはわかりません。
・住人の私生活の詮索は遠慮するようにとこれも大事な決まり事です。
・冷たくなったご飯は蒸し器で蒸して、ご飯を温め直します。
・夕ご飯もみんなバラバラ、好みもそれぞれ違います。
酒田「いただきます」
・その都度、その都度用意して
さだ「ありがとう」
みんなのご飯の合間に自分ご飯、大久保さんと顔を合わせて食べます。
遅い帰宅のちや子「ご飯」
こんな調子で、覚えること、考えることがいっぱいで、自由な時間はほとんどありません。
ホッとするのは寝る前のほんの一時です。
今、喜美子はお母ちゃんに初めてのハガキを書いています。
そして、手紙に書いたこと。
『お母ちゃん、楽しいで~』by喜美子
それから荒木荘の絵もちゃんと添えてありました。
『スカーレット16話』信楽にて、喜美子を思う(10月17日)
今日もがんばります
(信楽にて)
大阪の喜美子からハガキが届きました。
元気な姿がポッ!と浮かぶハガキにお母ちゃんの顔もほころびます。
ハガキと一緒に空を見上げ、喜美子を思います。
(大阪では)
2階のベランダから洗濯物と一緒に同じ空を見る喜美子、晴れた空に一息、と!何かがギラリ。
大久保さんの少しの油断もならぬ視線に喜美子のバッチリと合った目線でビクリとします。
登場しました!
今朝の大久保さんメモです。
大久保さん「(洗濯物)色もんは日陰の方や!」
喜美子「あっすいません!やります!」
慌ててちゃちゃっと直します。
どちらから?さだの声「喜美さ~ん」
喜美子「は~い」
向かいの窓から喜美子を呼びます。
(三毛猫も朝のご挨拶)
《荒木荘の電話について》
[list class="li-chevron li-mainbdr main-c-before"]
- 荒木荘にある電話は住人は元よりお宅に電話を持つ家庭も少ないため『呼び出し』を頼まれることもある。
- 本田さん、山梨さん(多し)
- その為、失礼のないようにする。
- (注意)勧誘の電話もアリ。
さだ「ほな!行ってきます」
喜美子はさださんに周辺の地図をもらい、この言付けをしっかりと頭に入れます。
喜美子が自分で地図を書きたい!と言うのと同時に、大久保さん早速、喜美子に練習を!と試します。
『お手本!大人のええ声』
喜美子は声を整え「荒木荘でござ」
自分にダメを出し、もう一回気を取り直して、
喜美子「荒木荘でございます」
重ね、大久保さん「荒木荘でございます、やん」
しかし、すまして言っても、半音声をしゃくれても大久保さんのようなお腹の底からの厚みのある声はでません。
喜美子、これも修行です。
姉のハガキ、妹の思い
(信楽では)
喜美子の届いたハガキに大久保さん陽子も歓喜の声!
お母ちゃん、下の妹・百合子も一緒に大野雑貨屋で喜美子の近況報告に華が咲きます。
すると、上の妹・直子「これ!電話やんけ」と、
いち早くお店に設置された電話を見つけます。
さすが!大野さん、陽子さんです。
電話のないお宅にはお店の電話は重宝します。
するとすかさず、直子「喜美子姉ちゃんに掛けたい!楽しいなんてズルいやん!文句言うたる!」
どうやら直子は喜美子のいない間に家の手伝いのリーダーとなっているようで、お父ちゃんによく叱られているようです。
『楽しい』とハガキに書く喜美子に羨ましさ爆発の直子、そしてその訳を目の当たりにしている百合子は張り切って、大野さん・陽子にも伝えます。
百合子「信楽に居たないねんな!お父ちゃんに叱られてばっかりやから」と、可愛らしい告げ口を披露します。
家の手伝いが大変とわかった陽子はこの話に絡めて、大阪までの電話代についても話します。
汽車賃よりも高いかもしれんと、やんわり直子に教えます。
当時はまだ限られた家にしか電話が置かれていないのですから、電話代が高いのは当然のことかもしれませんね。
お母ちゃんもそれに便乗して、電話代の高さに念を押します。
直子の日頃の思いはなかなか納得がいかないようです。
お手伝い!と言い聞かせ、怒りながらもカツ子おばあちゃんのところに出ていきました。
百合子ちっちゃな反撃「プンプンや!」
直子の感情に、お母ちゃんは難しいと言い、陽子さんは難しい年頃やしとフォローします。
お父ちゃん、今伝わる寂しさ
常治の帰宅を待ち、博之・保の兄弟は深々と頭を下げ、
「ご苦労様です」と常治を労います。
気前のいい常治はこの若い衆に夕飯をと誘います。
二人は恐縮しながらもご飯を呼ばれ飲みへとさらに常治は連れ出します。
(いつもの『あかまつ』にて)
常治、今夜も酒につぶれています。
ジョーさん!と起こすのは、きっと喜美子より担当になったオゥちゃんこと大野さんです。
酔っぱらい常治の絡みをさらりと交わし上手いこと家に帰ります。
背中に背負い連れて帰るのは手慣れたもんです。
家のお店に着いて、ひとまず常治を下ろします。
どこだ!?と言いながら目線はピタリと電話に止まります。
酔ってフラフラになっても真っ直ぐ近づきお酒に任せて沸き上がる気持ちに溢れます。
(三毛猫、こんばんわです。)
朝の電話の言付けに喜美子は自分で書いた地図を辺りにペタリと貼ります。
すると、電話が鳴りビクリとします。
突然の出番に戸惑いながらも、まずは電話の交換手さんからです。
そして、
喜美子「荒木荘でございます」
朝に練習した『気持ちは大人のええ声』です。
しかし、何も声は聞こえてきません。
おかしいと思いつつも舐められてはあかんと、さらに若干、笑ってしまいつつも『大人過ぎるええ声』にして頑張ります。
喜美子の声、奮闘している声、ちょっぴり懐かしい強めに言う「もう、切りますよ!もう失礼します!」の声に、
(信楽、大野雑貨屋から)
常治は受話器を握りしめ、もう聞こえてはこない受話器を置き、ただただ涙で、
「喜美子、喜美子頑張れよ!」と何度も何度も言い、泣き崩れるのでした。
その姿を見つけた大野さん夫妻、常治の泣きじゃくる姿に、いてもたってもいられないそんな気持ちになるのでした。
そして、ひょっこり何事かと起きてきた信作です。
自分の親越しに見る常治の姿に気持ちが止まります。
高校生と女中さん
それからのある日、郵便を受け取りそれぞれの住人に分けていると、照子からの手紙を見つけました。
いかに高校生活が楽しいか自慢している手紙です。
それを証拠に『楽しい』が36こも散りばめてありました。
そんな手紙に思わず『照子らしい』と喜美子の笑みがこぼれます。
そして写真たちです。
(信楽のとある高校にて)
喜美子はポーズを作り、ニコリします。
また、口角をいっぱいにあげ、さらに笑顔を作ります。
ひたすら「ハイ」パシャリを繰り返すのはいつもの信作です。
失敗は許されません。
もう1回の要求にも応えます。
喜美子「あー楽しいパー」
信作「笑うほど楽しい高校生活け。偽りの笑顔や」
信作の辛気くさい言葉も相変わらずです。
照子は照子で、喜美子に負けずに楽しい高校生活にする!とこちらもやっぱり相変わらずです。
今度はあっちへ、仮のお友達として写真参加も照子はお願いします。
みんなでパ~と手を広げ、みんな仲良さげにパ~です。
(大阪・荒木荘では)
そんな照子のキラキラした高校生姿に喜美子はため息1つ、自分の荒れた手を見つめます。
少しだけ心がモヤモヤっとした時に
ちや子「ただいまー」とご帰宅です。
顔を見た喜美子「おかえりなさい。お茶漬けしましょか?」
一瞬で気持ちがリセットされます。
申し訳なさそうに言うちや子に喜美子は帰りが遅いことを心配します。
ちや子もまた淀川の事件を言いかけて、テーブルにある写真に目をやりました。
カメラが家にあることに驚くちや子に自分の家でなく、同級生と話します。
喜美子の同級生= は、高校生。
写真を見やるちや子に突然、喜美子は「ラジオはあります」と言います。
(家にカメラはないけど)家にラジオはある。
説明をするけれど、説明してもちや子さんには喜美子の1番話したい本筋はよくわかっていません。
わかった風にうなずきます。
喜美子もすいませんと、ピタリと合わない話になっています。
それに慌てた喜美子は淀川の溺死体の話に戻します。
すると、ちや子は事件の真相・身元がわかったと話します。
酔って落ちた事故。
しかも小さい子がいるお父さん。
即座に喜美子は自分の父親と重ねます。
ちや子さんはそこから喜美子が荒木荘にいたいきさつを訪ねます。
それに喜美子が話していくと、
あの名ゼリフ『女(おなご)に学問は必要ない!』も話します。
率直に言うちや子「それ、酷いな」
すぐに謝るちや子に、それでも覚悟を決めてきたんだと喜美子は話します。
信楽に居たかったことも、その前に話し、だからこそ!『旅のお供』を連れてきたと!!
旅のお供に付加価値が!?
これです!と見せた旅のお供は!?
そう、狸を追いかけて夕日を見ながら見つけた、あの信楽焼のかけらです。
ちや子「キレイな色やな、信楽焼。。か?」
喜美子「焼きもん、詳しいんですか?」
ちや子「いっぺん、うちの上司に頼んで、どういうアレか見てもらう?」
喜美子「どういうアレ言うんは?」
ちや子「このかけらの価値」
ちや子さんは古い昔のもんだったらこの旅のお供に高い価値がつく可能性があると話します。
喜美子はそんなこと言われたらもう目がキラッキラ!そして、心だけが暴走します!
この暴走っぷりに、
心なしかちや子さんも言い過ぎたか?
まだ確定したわけやないけど?
言うの間違ったか?
くらいの妙な雰囲気になる『旅のお供』の話でした。
『スカーレット17話』これも女中の仕事!?(10月18日)
喜美子の気遣い
お知らせ・新装開店!
《さえずり-歌える喫茶-》より
・自慢のコーヒーはマスターオススメ!
・チラシより1杯目は無料
近所の喫茶店のマスターとは喜美子もすっかり顔馴染みです。
ちゃっかりコーヒー無料券は2枚もらいます。
荒木荘に来て、もうすぐ1か月になります。
(三毛猫 のんびりくつろぎの時間)
喜美子は仕事の段取りにも何とか慣れ、叱られることは随分と少なくなりました。
が、敵はまだまだ手強いです。
まな板は横置きではなく、縦!
それでも、ほっと一息つく時間に何かしようという気持ちの余裕も生まれてきました。
喜美子、得意の絵をいかして、玄関の住人さんそれぞれの場所をキレイにデコレーションするものを作りました。
圭介さん、雄太郎さんにも見てもらいます。
圭介さん、絶賛!雄太郎にっこり、玄関も華やかになりました。
そこへ、ガラリとちや子さんの帰宅です。
喜美子の問いかけに、
ちや子「☆#△*※◇×」と、
もはや声にもならない声です。
圭介さんが言うには先輩の記者が辞めて大変さが増したと言うのです。
喜美子はお世話だけでなく、体調や精神的な面にも考えます。
最近のちや子さんのお疲れに少しでも癒しをと浮かんだ『おもてなし』です。
次の朝、重たい体を起こし部屋を出て見つけたものとは。。
キレイな桜を散りばめてたような入れ物です。
何だ!?と手に取ると、中にはちょこんと、
《さえずり-歌える喫茶-》
・コーヒー1杯無料券(本券持参)
ちぎり空き缶デコレーション、手作りにもちや子さんの目に止まります。
そして、この人にも!
玄関の電話にある鉛筆立て、シブいお顔のその人は!?
靴箱一つひとつにも目がいきます。
喜美子「大久保さん、お豆さん。。」
豆よりも何より喜美子の手作りが気になるのは大久保さん!!
大久保さん「こんなもん作るんやったら、他にすることあるで!」
容赦ない大久保さんのツッコミです。
大久保さん「あと20分炊いとき(お豆さん)」と、言い残し大久保さんは何やら出て行きました。
新たなる挑戦状
お豆さん20分、喜美子は料理の下ごしらえをしています。
20分きっちり!お豆さんの仕上がりを確認します。
『大久保メモ』には喜美子も感心します。
すると、振り返り様に大久保さん!
今だにビクリ!はそのままです。
箱を開けて中から出てきたものは!?
『ストッキング』間違いなく女の人が履くアレです。
《大久保さんミッション!!》
・お手本を見ながら破れたところを直す。
大久保さん曰く、喜美子の作るもの=ただの趣味、暇があるなら何でも出来る→ストッキング直し!
喜美子「これ、荒木荘の仕事ですか?」
喜美子「これ、誰のですか?」
大久保さん「ほな、やりい。合間みてやりい。素早く!丁寧にやりい!ええな」
喜美子「これ、荒木荘の仕事ですか?」
もはや大久保さん、喜美子の話は聞いてません。
大久保さん「できるか?orでけんか、どっちや?
喜美子「できます!」
対決!ストッキング直し
と、いうことで夜な夜な始めるストッキング直しも、ひとしきり仕事を終えた後にはシビレます。
ストッキングは破れやすいので、取り扱いに気をつけながら、一針一針丁寧に繕わなくてはいけません。
当時のストッキングはとても貴重なもの、破れやすさに1度履いただけでは捨てず、こうして縫い直すなどして再利用する内職があったようです。
繕い終わると裏返して、これまた丁寧にたたみ箱に詰めます。
そんなことを繰り返し、寝るも何も横になると、気づけば朝になっていました。
ハッ!と、何やら妙な感覚で目覚めると、目覚ましは朝の時間をとっくに通り越していました。
慌てて支度をして、玄関を出るとおもての掃き掃除を終えた大久保さんに遭遇します。
飛び上がる勢いに、喜美子は全力で詫びを入れます。
「へえ」と一言大久保さん、表情1つ変えず家の中へ、振り向き様に喜美子に顔で合図です。
コレ!と見たものは!!
おんなじ形の同じ箱、中を見なくてもギッチリ入っているだろうストッキングに喜美子は唖然とします。
大久保さん「追加や、合間みてやりい」
イヤ!?喜美子はやっぱり中身を確認します。
延々と続くストッキング直しに黙々と挑みます。
雨の大久保さんお知らせに、勿論、喜美子は洗濯物を中に入れます。
それを覗く大久保さん、また持ってくる!この容赦ない大久保さんの執拗に喜美子の苦痛は頂点に達していました。
手元が狂い、針を指に刺した喜美子は怒りのスイッチが入ります。
喜美子、体いっぱい「も゛おお~!」
枕を手に取り、背負い投げー!!
お次は脇に抑え込み、攻めの姿勢です。
(次の日)
窓の向こうから大久保さん。
これまた仕事の監視です。
大久保さん「でけた?早ようしなはれ!」
これはいわゆる『茶々入れ』ですか?
そして今夜も気合いの『大久保投げー!』で、心整えます。
喜美子の飽くなき戦いは続く。
初お給料の内訳とは
さださんに頼まれて久々に荒木商事へやって来ました。
ドアを開けると、中では一斉にメイクをしています。
目元の際どいところを鏡を手に一生懸命、格闘中です。
すると、後ろからさださんが晴れやかに入ってきます。
銀行帰りと言うさださん、相変わらず『下着ショー』のことで頭はパンパン、忙しさでワチャワチャやと自ら言います。
いつも最先端な荒木商事に喜美子は今日も気持ちは高ぶります。
『ヘアーメイクのリハーサル』事前練習と説明になるほど!とお弁当をテーブルに広げます。
すると、社長の片腕・京子さんが喜美子に声を掛けます。
挨拶を交わし、喜美子はお弁当の準備です。
そして、さだが紹介する『道頓堀川キャバレーからお招きした先生』のアケミさん(あだち理絵子)は、自分では恥ずかし気にホステスだと言い直すこの人は最後の仕上げは『口紅』にアリ!と言います。
顔が明るくなったら心も明るくなる=元気が出る、この言葉に喜美子はとてもためになるワンポイント講座になりました。
そこへ、さだは喜美子を呼び止めます。
こんなところで『お給料日』これにも喜美子の顔はパァと明るくなりました。
呼びつけられた用事に、一足早いお給料、そして下着ショーのご招待(お休み付)これには喜美子も嬉しさを隠しきれません。
その当時、大卒の初任給は6,000円と言われた頃です。
喜美子はもらった袋の中身を見ます。
それは1,000円札、1枚。
他にはどんなに見ても入ってはいません。
その様子を見ていた、さださんは「忘れとった」と戻ります。
(給料の内訳)
- ちゃんとした給料は大久保さんがいなくなってから。
- 大久保さんがいる限り、一人前とは見なさない。
- 人はそれを『見習い』という。
- 全部任されるようになって初めて大久保さんに渡す給料も全部喜美子のものになる。
妙なリズム感で喜美子を納得させるさだです。
またしても喜美子は。。
大久保さんという壁
喜美子に立ち塞がる『大久保さん』というデカい壁にさらなる闘志を燃やします。
日々の仕事に、内職も付け足されそれにも増して『見習い』という喜美子の階級、何としてでも越えて行かねば!!
『大久保ーーーお!』
今夜も喜美子の声は響きます!
(喜美子さん、最後のは柔道とは違います。それはプロレスです)
『スカーレット18話』華麗なる下着ショー(10月19日)
待ちに待ったもの!
常治は帰宅途中、忙しなく何かを気にしています。
そこへ目に留まる郵便配達、飛び込む勢いで家に着くと、いつものように待つ博之と保の兄弟が、近寄るやいなや、今日はスペシャルな日と言わんばかりに、お互い『ご苦労様』と1日の終了を交わします。
そんな家族だけのちょっぴり神妙な中、お父ちゃんが話し始めます。
喜美子が大阪へ行った後、妹2人直子も百合子もまあ!何とか頑張りましたと労いの言葉です。
そこで本題、1番頑張ったのは大阪にいる。。
ここで勝手にお父ちゃんの涙スイッチ!入ります。
仕事帰りをいいことに涙と汗、上手くごまかします。
それに代わり、お母ちゃんから『喜美子からの初給料が届いた』と報告です。
直子・百合子「ほう!」と、熱心に聞きます。
(全額のお給料)
直子・百合子「ほんま!!」
そして、給料の全額を送るの最初の約束だったとお父ちゃんは付け加えます。
届いた給料の袋が、まるで喜美子のようにお母ちゃんも直子も百合子も感謝の気持ちを捧げます。
さてさて、いよいよお父ちゃんが袋を開けるメインイベントです。
みんなは息を飲んで待ちます。
まずは喜美子からのメッセージメモが入っています。
みんなでそれを読み、今度はお母ちゃんが口を押さえて涙ぐみます。
ここでもう一度、言います。
大卒の初任給が当時、6,000円と言われていた頃です。
喜美子のお給料は!?
咳払いをしながらお父ちゃんは指で確かめるようにお札を出します。
1,000円をそれぞれの気持ちで見つめます。
お父ちゃんは何か言いたそうに、袋をもう一度確かめます。
信楽、川原家のスペシャルイベントでした。
1か月の出来ばえ
(荒木荘では)
全部任されるようになって初めて!大久保さんの渡す給料も全て自分のものになる!と、
さださんに言われたことを念頭に、今まさに自分で終えた家事の全てを大久保さんにチェック&確認待ちです。
ぐるりと見渡し、おっと!まな板!横置き×縦おき◎に気づき直して、
大久保さん「せや!ご苦労はん」
喜美子「ご苦労様です」と、
本日、合格終了となりました。
もう1つ、大久保さんからストッキングの内職の状況確認です。
喜美子「まだ残ってます。あと少しです」
かぶせるように大久保さん「ちゃっちゃ!とやりなはれ!」
喜美子「はい」とその場の気持ちをグっと堪えて、
(喜美子の部屋)
本日も柔道ではなく、プロレス編で思いの丈を晴らします。
みなさま、しばらくお待ちくだされ。
遅い夕食には本音の話
さあ、気を取り直して今夜も着々とストッキングを直し、丁寧に箱詰めします。
すると、これまた遅いお帰りのちや子さんです。
喜美子に恐縮するちや子さんですが、このご飯の時間がちょとだけグチの交換のような癒しの時間です。
喜美子の初お給料が『1,000円』だったことを聞き、ちや子さんは率直かつ慰めの言葉をご飯を食べながら話します。
この言葉に喜美子もお父ちゃんとの約束をちょっぴり破り、一部だけ自分のお小遣いにしようと思っていたことを話します。
さらにそのお小遣いで、荒木商事に行った時に出会した、下書きショーのリハーサルの時のメイク講習のアレ!あの言葉です!
ホステスのアケミさん(あだち理恵子)が言っていた『元気ない時でも口紅を塗るとええ』です。
口紅を買いたかったと、染々とそして真剣に見つめて話します。
ちや子「誰に?」
ですから、真剣に見つめて話しています。
(ちや子、後ろを振り返る)
ちや子「うち?」
そうです。
うちです。
ちや子さんですと、喜美子は頷きます。
どうして、自分に口紅?と、全く意味のわからぬ、ちや子さんは驚きます。
喜美子はずっと遅い帰宅のちや子さんを元気にしたかったと気持ちに留めていたことを話しました。
すると、ちや子さんもまたある日の『コーヒー1杯無料券』を思い出します。
何や!?と思っていたことがやっと腑に落ちたちや子さんは、改めて喜美子に恐縮するのでした。
気を遣わせてしまったと感謝を伝えます。
食事を終え、さらに一服のお茶に、今度はちや子さんが喜美子に話します。
会社の人が突然に辞めたこと。
それは他の会社からの引き抜きだったと言います。
※引き抜き:今より沢山お給料払うから働きませんか?と誘われるやつ、だそうです(ちや子さんより)
大手の会社に引き抜かれた社員の話しに疲れた気持ちを込め、お金に引っ張られる気持ちに喜美子も納得し今宵の一時も終わろうとしています。
突然流れは『下着ショー』へ、二人は一緒に行く約束をします。
よそ行きの服コーデ
(三毛猫、朝のご挨拶です)
本日は、待ちに待った『下着ショー』です。
喜美子はお休みをもらい、信楽のお母さんたちに作ってもらったブラウスにスカートを来て、少しソワソワしています。
ちや子さんに「よそ行き?可愛いらしいやん」とお褒めの言葉をいただきます。
ちや子さんが「この前のかけら!?」と言いかけたその時!
「着替える!」と突然、喜美子は言います。
ビックリする!ちや子さんに、喜美子は合わせる靴がなかったと話します。
ちや子さんは自分の靴はどうか?と隣り直結のふすまを開け、畳みに手ぬぐい敷いて喜美子に提供してくれます。
『シンデレラのガラスの靴』如く、華やかなところに行く靴、喜美子の手作りおもてなしのお礼に快く貸してくれました。
そして、下着ショーの帰りには歌える喫茶にも行くことになりました。
二人でコーヒー1杯無料券を持ってです。
さらに、も1つ『旅のお供』も連れて行きます。
喜美子はちや子さんの言葉に心弾ませます。
夕日の下で拾った信楽焼のかけら『旅のお供』の鑑定がついに!実現します。
ワチャワチャ!デイリー大阪
ちや子さんの仕事の相棒『カメラ』を取りに喜美子も新聞社へと出向きます。
《デイリー大阪》
・ちや子さんが弱小やけど、と言う新聞社
・戦後、創刊された大阪の夕刊紙
編集局と紹介されて中に入ると、いきなり大きな声と、ちや子さんのオデコにとばっちりの丸められた紙が的中します。
そこで繰り広げられる大喧嘩、デイリー大阪社員の石ノ原(松木賢三)と同じく社員のタク坊(マエチャン)です。
どうやら辞めた社員のことと原稿の出来・その他諸々の不満がまだ爆発中のようです。
編集長「やめ、やめ」
お客さんさんだ!というちや子さんに、当のお客さん=喜美子は落ちているゴミたちを拾い上げています。
ちや子「何してんの?」
喜美子「ゴミが。。」
喜美子が拾うゴミたちに、慌ててゴミじゃない!とその記事を書いたタク坊さんが教えます。
石ノ原「クソな記事」と丸めてゴミにした張本人の記者さんとで、またもやケンカ勃発です。
再度怒鳴ってちや子「お客さんや!」と言う、そのそばからまたもや、
喜美子「ゴミや。。」と仕事魂が働きます。
タク坊「ゴミちゃいます!」
石ノ原「ゴミや!」
もはや、どちらかさっぱりわからないこのワチャワチャなコント!
デイリー大阪の編集長・平田昭三(辻本茂雄)は虫眼鏡を手に持ち、旅のお供を見ながら神妙な顔つきです。
編集長「価値があるような?ないような?」「ないような?あるような?」
どっちだ!?と喜美子の戸惑いの動きに、ちや子さん、さらに詳しくと編集長に話を持ちかけます。
編集長「これやったら大学の先生に」
喜美子「大学の先生かい!」とそれは心の中で、預かると言う編集長にすぐさま頷きます。
そして喜美子が『湯飲み』と口にすると、編集長は自分の机の上にある湯飲み手前から、九谷焼→有田焼と紹介します。
すかさず、石ノ原「別れた嫁はんの片割れな」と訳あり紹介をします。
編集長「そうそう!別れた嫁はんの片割れを、いらんこと言わすな!アホう!」最後は自虐ネタにして締めくくります。
そういうことではないと喜美子は丁重に「あの、これ洗うてもよろしいですか?汚れが気になって」と申し出ます。
喜美子の日頃の職業病にも似た女中魂にまたもや火がつきます。
編集長「ええの?」を皮切りに、今度はどうでしょう!?
まずは①石ノ原「ほなら、わしらも」
②タク坊「ほな!ボクも!」
お客さんの喜美子にそんな!と、
③ちや子「ちょっと!?」と言いつつ手にはしっかり湯飲みが。。
「ほな」と差し出すのでした。
うっとり下着ショーのついで
さて、ついに『下着ショー』の会場へと来ました。
ちや子さんは新聞社でのみんなの態度に厚かましい!お休みの日にいろいろやらせたことを申し訳なさそうにします。
喜美子は面白かった!と苦にもせず、旅のお供の鑑定を楽しみだとします。
階段を上り、今日の主催・さださんとご対面です。
さださんは「いやん!」と可愛らしい格好の喜美子を褒めてくれます。
控え室では、今日の『下着ショー』のモデルさんたち、麻子さん(井上安世)、千賀子さん(小原華)もお化粧をし、準備中です。
喜美子はこのリハーサル、華やかに彩る人たちの風景を見るのが大好きです。
喜美子にとっては夢の世界。
と、緊張から落ち着かない麻子さんにお茶をとここでも喜美子はみんなのサポートをさりげなく引き受けます。
その傍らで、さださんがちや子さんから取材を受けています。
さだ「ストリップと勘違いするアホがおんねん!困るわ」と、さださん節が始まります。
まだまだ洋装の広まりからの下着への関心が低いことを嘆いています。
だからこその!下着の目的は、
さだ「新しい下着の普及と関心を高めること」
さあ、ここで下着ショーの始まりです!ピアノ奏者(村上祥子)
さださんの進行でショーが展開されます。
モデルさんたちは歩き、下着の説明をしていきます。
カメラを撮るちや子さん。
会場の人たちも真剣な眼差し、そして拍手喝采のうちにショーが終了します。
この晴れ舞台の成功にさださんの目は潤み、喜美子は惜しみ無く拍手をし、夢のような華やかなショーを笑顔と一緒に気持ちの中に記憶するのでした。
《さえずり-歌える喫茶-》
下着ショーの取材を終えて、興奮覚めらなぬまま、ちや子さんは早々に記事を書き上げました。
それをそっと眺め、新聞社に連絡をすると言うちや子に喜美子はさらに待ちます。
その間に、マスター(オール阪神)ご自慢のコーヒーが運ばれてきます。
「歌集もあるで」と『さえずり歌集』マスターの呼びかけに、
何しろ、「歌える喫茶やから」と、喜美子も納得です。
喜美子が歌集を見ていると、何やら歌が始まります(伴奏=竹中雄哉)
♪白い夜霧の明かり揺れて~
舞台に目をやると、そこにはカンカン帽に蝶ネクタイ姿の雄太郎さん!?
喜美子は目を丸くします。
♪別れ切ない~
喜美子「雄太郎さん、何してはるんですか?」
そこに事の済んだ、ちや子さんが呆然とした顔で、
ちや子「大変や!?引き抜きや!」
と、こちらも目を丸くして喜美子に伝えます。
その『引き抜き』の言葉にビックリ反応した喜美子に対して、
ちや子「いや!うちやない!喜美ちゃんや」
(ちなみに歌う雄太郎さん、絶妙なポジション押さえます)
デイリー大阪に行った際に湯飲みもチャチャっと!キレイに片付けた姿に。。
(イヤ!何故か話の途中に、歌う雄太郎さんに気づくちや子さん、しかも上手い!?)
もう、喜美子の『引き抜き』と、歌う雄太郎さん、ワケわからないことになって!!
喜美子に付いた身の回りのお世話の付加価値!なんと今の5倍!!
喜美子の果てしな驚きに、真顔で歌う雄太郎さん、そして、とっ散らかっているちや子さん→雄太郎さんガン見、これは世にも不思議な構図です。
スカーレット3週の感想や口コミ
では、あらためて…
川原三姉妹!のオフショットです✨#スカーレット pic.twitter.com/0h5Us9DL3j
— 朝ドラ「スカーレット」第2週 (@asadora_bk_nhk) 2019年10月11日
職場で、スカーレットで語尾け、けばっかり言うてるでって聞いたけど、5分ダイジェストのやつ言うてなかったで?ほんまに言うてたんけ?嘘言うとるんちゃうけ?
— 紫音 (@chaky777v) 2019年10月13日
スカーレットのキミちゃんの正直さがとても気持ちいい。
— ニーネ_サダ (@sada_nine) 2019年10月13日
ポテンシャルの高い喜美子が能力発揮して学業でもよい成績収めて先生が進学を勧め、経済的なことも考えてくれてるのにそれでも父は首を縦に振らない。女には学問はいらない。喜美子が川原家に産まれたことも女に産まれたこともどちらも彼女にはどうすることができないのが歯がゆい。 #スカーレット
— チヨコン (@choko_ko) 2019年10月13日
お父ちゃんの決めた大阪行きが15歳の喜美子にとっては試練のようにも感じましたが、荒木荘の個性溢れる人たちとの出会いによっていい刺激になり、喜美子の気持ちを動かしてくれたのだと思います。
パワフルさにさらに磨きがかかりました。
スカーレット第3週のまとめ
照子お嬢さまも成長して大人っぽい雰囲気に😊
ピンクのマフラーがよくお似合いですね🧣#横溝菜帆 → #大島優子#スカーレット pic.twitter.com/YRcjR2Y1F7— 朝ドラ「スカーレット」第2週 (@asadora_bk_nhk) 2019年10月11日
今回は、スカーレット第3週(ビバ!大阪新生活)の、あらすじ・ネタバレをご紹介していきました。
ビバ!大阪ということで、就職する為に単身で乗り込んだ大阪では、下着メーカーの荒木商事が最初こそ華やかな印象でしたが、ある理由で喜美子は女中として働くハメに。
しかも失態続きで信楽に帰らなければならなくなってしまうんですね!
でも、幼少期にあれだけ勝気だった喜美子ですから、手紙を読んだあとの『働かせてください!』は流石でした。
荒木荘の人たちを味方につけ、喜美子の奮闘ぶりも周りを和ませ新しい風となって話題を振りまいています。
次回の4週も詳しくご紹介していきますのでお楽しみに!
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