スカーレットネタバレ1週とあらすじ!喜美子の物語がスタート!

スカーレット 1週 ネタバレ

NHK朝ドラマ『スカーレット』1週のあらすじや、ネタバレを詳しく各話毎に紹介させて頂きます!

 

前作の『なつぞら』が有終の美を飾り、次にスタートしたのがスカーレットです。

 

主人公、川原喜美子が女性陶芸家を目指す上で、どのような人と出会い、どのように成長していくのか。

 

個性的な家族や登場人物も多く登場するスカーレット、記念すべき1週目のあらすじ・ネタバレを各話で詳しく知りたい方や、振り返りたい方は是非お見逃しなく!

イカワくん

こちらのサイトではスカーレットのあらすじ・ネタバレを詳しくご紹介しているよ♪
全話ご紹介するので見逃してしまっても安心だね!!

クラしなちゃん

Contents

スカーレット1週目のあらずじ・ネタバレ!はじめまして信楽

スカーレットの1週目は2019年9月30日~10月5日までに放送された回です。

 

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『スカーレット1話』川原一家が信楽にやってきた(9月30日)

琵琶湖という大きな湖にて

和22年。長く苦しかった戦争が終わり、一年と八ヶ月経ったある春の日に川原家はやって来ました。

 

「海や~」喜美子は叫びます。

 

「ここは海ちゃうで」

「琵琶湖言うて、日本一の湖やからな」

 

父の言葉にこの大きな湖を目の前にしてみんなではしゃぎます。

 

はじめまして、川原喜美子です。

 

女性陶芸家の物語ここに始まります。

 

夜逃げ同然の川原一家

喜美子の家族は空襲で何もかも失い戦後、手を出した商売にも失敗をして、夜逃げ同然でこの信楽にお父ちゃんの友人を頼りに信楽へやって来ました。

 

そして友人・大野忠信さん(マギー)との久々の再会に感慨もひとしお、そしてここで川原家のご挨拶となりました。

 

いじめっ子参上!!

喜美子の前に缶下駄を履いた一人の男の子が現れます。

 

喜美子はすかさずその男の子にも挨拶をします。

 

ところがその男の子は無言で後退り「なんや」不思議に思う喜美子の前にさらに男の子たちが歌をうたいながら集団で現れます。

 

初めて目にする喜美子に何やら言い寄ってきて。。

 

「うえ!くっさー!クソしとる」その身勝手な言い掛りに喜美子の気持ちが治まりません。

 

戦闘体制!おんぶしていた妹を家に戻し、ホウキを持って再び出陣!

 

「何がクソったれじゃ!コノー」戦いの後、大野陽子(財前直見)に白いお米のおにぎりをご馳走になります。

 

にっこり笑顔が出たところで、ケンカを見ていたあの男の子・大野信作の話によって何が起こったのか一部始終があらわとなります。

 

やんちゃな少年と喜美子の結末

喜美子のケンカの事情を聞いたお父ちゃんはこれまた黙ってはいられません。

 

一目散に相手の家(黒岩家)へと乗り込みます!

 

「何がクソったれじゃ!このガキ」

 

お父ちゃんは思いの丈をまくし立てるように話します。

 

「お宅の息子さんにやられてボロボロですわ!」しかし、奥から現れたやんちゃ少年の姿は喜美子よりも大怪我をしている様子。

 

そして相手方の母親から喜美子のだと渡されたホウキ、お父ちゃんは悟り言葉が出ません。

 

川原家。お父ちゃんは喜美子を前にし厳重にお説教です。

 

「アホんだら!」

「引っ越し早々に男とやり合うオナゴがどこにおるか!」

 

喜美子は今後一切ケンカは禁止です。

 

大野さんの命の恩人

お母ちゃんは陽子にお暇させてもらっている日頃のお礼に少しばかりのお金を渡しました。

 

すると陽子から思わぬ話を聞くことになります。

 

そんな夜、喜美子の妹の直子は空襲の時の怖かった思いを今も忘れらません。

 

それを時より思い出しては涙が出てしまうのです。

 

そんな直子をお父ちゃんは抱っこしながら、もう大丈夫だとお母ちゃんと一緒におまじないをかけるのです。

 

「これからは楽しいことばっかり考えればええねん」と。

 

夜空を眺めながらこの優しい空気の中で喜美子の頭の中にフッと浮かびます。

 

「借金は?」

 

お父ちゃんの何とも居心地の悪い気持ちを察したお母ちゃんは喜美子にとっておきの話をするのです。

 

お父ちゃんが戦時中に負傷した大野さんをおんぶして何十キロも歩いたこと。

 

お父ちゃんは命の恩人なんだと。

 

借金をして苦しい日は続くけど、人を助けるお父ちゃんのこのお母ちゃんの『とっておきの話』には鼻高々な気持ちになるのでした。

 

翌朝、喜美子はお父ちゃんを問い詰めます。

 

お父ちゃんのお金をお酒に注ぎ込み疑惑です。

 

お父ちゃんはいそいそと大阪へと逃げ出します。

 

「ホンマ、お父ちゃん頼むで~」

 

よそ者という存在が

「よそ者にやられたんけ?」黒岩くんたちを従え、そうつぶやく女の子登場。

 

腕組みをしながら何やら神妙な顔です。

 

ところ変わって、喜美子はタヌキの置物に今日もご挨拶

「よそ者はタヌキに化かされるで。」

「それは面白いな!化かせるもんなら化かしてみ!」

 

喜美子と信作のトーク決戦、喜美子の勝利!

 

信作は足早に逃げていきます。

 

すると、あちらに噂をすればホンモノのタヌキ!?

 

喜美子は吸い寄せられるようにそのタヌキのあとをついて行くと。。

 

『スカーレット2話』石を拾う謎の男は村上ショージ(10月1日)

タヌキを追い掛けた先に

喜美子はタヌキを追いかけた先で、一人のおっちゃん(村上ショージ)と遭遇しました。

 

陶芸家!?

芸術家。。

 

焼き物を作る人!!

 

喜美子はこのおっちゃんに焼き物にはどんなものがあるのか、焼き物ってどんな材料から作られているのかをいろいろと教えてもらいました。

 

焼き物は土から出来ている!

 

そしてさらにおっちゃんは喜美子の手の平に何やら塊をのせてくれます。

 

信楽の土です。

 

信楽の土はええ土と語り出すおっちゃんに喜美子はじーっと見つめても臭いを嗅いでも。。

 

「わからへん!」

と、ついにはその土を下に落としてしまいました。

 

「あ!売りもんやで」

 

怒り出すおっちゃんに高く売れるのかと食らいつく喜美子におっちゃんの怒りは止まりません。

 

「土の良さがわからんヤツに売れるかいな。」

 

確かにそれはおっちゃんの言う通りですね。

 

喜美子はその場から追い返されてしまいました。

 

初めての学校

ところで喜美子は本当は大事な所に向かっている途中でした。

 

それは学校です。

 

喜美子が道草をしている間に授業はとっくに始まっています。

 

ガラッと戸を開け教室に入ると一瞬みんなの動きが止まり、慌てた先生が近寄り声を掛けました。

 

そして喜美子は「川原喜美子です。今日からです。」と大きな声で自己紹介をします。

 

大阪の大きな町からやって来たとさらに先生はそれに付け加えます。

 

そんな喜美子に先生は本読みを指名。

 

するとすぐさま喜美子は「読めません」と一言。

 

様子のわからない先生に隣の子に借りた本でようやく読み始めると。。

  • 「けの…..」
  • 「が…..」

喜美子の読み方にみんなが一斉にざわつきます。

 

何を言っているのかさっぱりわからないのです。

 

見兼ねた先生が読み教えるとそれでも喜美子は読むことができません。

 

そこで初めて喜美子の言った読めないの意味を先生が理解したのでした。

 

喜美子は家の手伝いや妹の世話で学校に行く余裕がなかったため、読み書きはあまりできなかったのです。

 

ちょっぴり悔しいよね。

 

友達になってあげる!

学校の帰り際に一人の女の子が喜美子に近づいてきました。

 

「読み書き出来ひんなんて」と。

 

この女の子は何やら喜美子とケンカをした相手から噂を聞きつけて「どんな子や」と想像を巡らせていたようです。

  • ホウキで黒岩くんとやりあった子!
  • いかつい女??
  • 結果は可愛そうでアホな子。

 

「誰がアホな子や」

 

それに対して喜美子の反撃です。

 

ちょっとこの斬新な口調の女の子。

 

どうやら窯元の娘(丸熊照子=てるちゃん)は丸熊陶業のお嬢様らしいのです。

 

さらに「お友達になってあげる」と喜美子に迫ってきます。

 

そんな言葉に「いらん」と喜美子は突き放します。

 

お嬢様のてるちゃんには喜美子の言葉もこれまた斬新なようです。

 

喜美子!危機一髪

学校の帰り道に昨日の男の子、ケンカの相手・黒岩くんが登場。

 

しかもケンカの続き、勝つ気は満々です。

 

よし!と意気がる喜美子ですが、お父さんに言われたことが頭をよぎります。

 

「ケンカ禁止や!」

 

さあどうする!?

 

そこへさっきのてるちゃんが通り掛かかります。

 

喜美子の救いの眼差しに「もう友達やったんけ?」と黒岩くんの問いかけに、てるちゃんは。

 

「なってへんわ」とさっきの一件の
お返し!?

 

ため息とともにさぁ、喜美子の大ピンチですよ!

 

すると、大空を指差し「あっ!」と一声。

 

視線を反らした隙に、さぁ逃げろ!

 

喜美子は小さいお母さん

喜美子は家に着くとお母さんや妹たちが待っていました。

 

そして水を汲んだり家のお手伝いに大忙しです。

 

そんな中、妹の直子がぐずりだします。自分の思うようにならない気持ちをさらにぶつけ出します。

 

家を飛び出した妹の直子に好きな

 

ものを買ってあげると喜美子は近づきます。

 

すると「手放したん誰や」

 

「あん時、手放したん誰や」

喜美子を責めます。

 

大阪が空襲に遭った時、妹の直子を連れて防空壕へと必死に逃げていました。

 

その時に『絶対に手を放さないで』の約束を喜美子は守ることができなかったのです。

 

小さな直子にとって戦争の怖さと一人ぼっちになった悲しさが今もずっと忘れられないのです。

 

そんな直子に喜美子は「ごめんな。。」と言うことしかできないでいました。

 

でも喜美子の本当の気持ちは。

 

「何で人は楽しい思い出だけで、生きていけんのやろ。」と空を仰ぎ

 

思うのでした。

 

着物をお金に替えた後

ところで喜美子のお父さんは!?

 

大阪の町を意気揚々と歩きます。

お母さんの着物をお金に替え、ちょっとだけ上機嫌です。

 

そんなお父さんの目の前で争い事!?

 

倒れた人を抱き抱えましたがさぁ、どうなる?

 

『スカーレット3話』お父ちゃんが連れてきた人(10月2日)

 

給食っていいな♪

給食という新しい制度があります。

  • 週に2回の補助食程度
  • 主食は各家庭の持参

 

みんながまだ給食を食べている中、主食のない喜美子はクラス1番に完食です。

 

すると喜美子は周りを見渡し、みんなの食べているものが気になります。

 

あっちはパン!こっちはデッカイおにぎり!!

 

どれもみんな美味しそう!!

 

だけれど、喜美ちゃんガマンだよ。

 

給食っていうヤツは

そんな喜美子の思いをよそ目に、お母ちゃんはひたすら給食のことが気になります。

 

「給食ってタダじゃないの?」

 

大野さん家の奥さん・陽子はマツに世間話をしながら、いろいろな情報を伝授してくれます。

 

大阪へと出掛ける常治のことも気がかりなようですが、何より気前がいい!

 

庭では喜美子が着物をお洗濯です。

 

相変わらずお手伝いに忙しいですね。

 

そこへやってきたのは妹の直子です。

 

手に持っているふかし芋を喜美子は自分のもんだ!というと。

 

「姉ちゃん、給食食べてきたやん!」

 

給食の恨みは恐るべしです。

 

お父ちゃんの拾い物

お父ちゃんはたくさんの食料と一緒に大阪から帰っていました。

 

喜美子はお米や卵に心は弾み、夢が広がります。

 

ところが、妹・直子の視線の先に見知らぬ男性の姿がありました。

 

大阪で暴漢に襲われた草間宗一郎さん(佐藤隆太)です。

 

ここにもまた一人、戦争の痛手を受けた人がいます。

 

心に栄養が足りないんじゃないか?

 

ゆっくり養生を勧められた草間さん(佐藤隆太)でした。

 

お父ちゃんの見て見ぬふりができない人助けの根性です。

 

それでも喜美子は草間さんの存在があまり納得がいきません。

 

夕飯の争奪戦

限られたお米で作ったおかゆはみんながお腹いっぱい食べられるわけではありません。

 

喜美子はまずは草間さんの分から取り分けます。

 

自分のお腹の減り具合とお客さんの分、そしてお父ちゃんの目の指令にどうも納得がいきません。

 

半分やけクソな気持ちでおかゆを草間さんに差し出し、みんなの分が茶碗の中に入ると、今度は妹の直子がそれでは納得いきません。

 

「少ない!」

 

喜美子は自分の分を直子の茶碗に分け与えます。

 

喜美子は気持ちをグッと堪えながら「給食を食べたから、ええ」とその場をしのぎます。

 

日本の真ん中ってどこ?

みんなで食べ始めると、草間さんはゆっくりとおかゆを手に取り一口食べ、茶碗をまたゆっくりと戻します。

 

口に合わないのかわからぬまま、常治は「お酒を持って来い!」と気を利かせます。

 

ところがこれは逆効果。

 

「そんな気分じゃありません」の言葉に意気消沈。

 

そんなやり取りに喜美子は違和感を感じます。

 

「何か変!?」

 

「この人、今まで会うたことないような。」

 

「何かが違う!」

 

急に天から降りてきた答えは?

 

「この人、日本人ちゃうでしょ!」

 

みんなの心の声:そんなことない。

 

「うちらとちゃう!言葉や」

 

みんなの心:それは合ってる。

 

すかさずお父ちゃん「何を言うとんねん」

 

「大阪ちゃうでしょ」

 

またもやお父ちゃん、間髪入れず「東京の言葉や東京!」

 

川原家の大阪-東京の話に草間さんは少し微笑み、やっとのことで自分のことを話し始めます。

 

この話によって草間宗一郎という人がどのように辿り着いたのかわかるのでした。

 

するとさらに草間さんは喜美子の分析が当たらずとも遠からず、「キミは鋭いね」とお言葉をもらえたのでした。

 

キミは鋭いね

完全に心撃ち抜かれた喜美子はこの時の草間さんを信作に再現させます。

 

信作の「キミは鋭いね」

 

合格をもらえるはずがありません。

 

合格は喜美子の気持ちにたっぷりと染み込んだ「キミは鋭いね」なのですから。

 

そんな二人のやり取りを見ていた、てるちゃんは一言、喜美子に言わずにはいられません。

 

「友達いらん言うてやんけ!」

 

またもや喜美ちゃんの「ああ!友達ちゃうわ」

 

てるちゃんは喜美子に言われたことを信作をにらみ複雑な気持ちをぶつけるのでした。

 

新たな難題勃発!

喜美子は家に帰ると草間さんを探します。

 

お母ちゃんに様子を聞き、同時にお父ちゃんの新しい仕事が決まったことも耳にしました。

 

これで安定すると思いきや、お母ちゃんは穏やかでないことを口にします。

 

草間さんが一人増えたことで給食が払えなくなるかもしれないというのです。

 

給食という至福の時間が奪われようとしています。

 

これは喜美子にとっては一大事!

 

直ちに草間さん見つけ出さなくては!!

 

『スカーレット4話』作品に込められたもの(10月3日)

スカーレット4話では、草間な様々な行動に出たり、喜美子が草間に家から出ていって欲しいと考えたり色々な事が詰まっています!

 

それでは早速、4話のネタバレをご覧になってください。

 

 

草間さんを追いかけて

お父ちゃんが草間さんを連れてきたことで、喜美子の家の家計は益々苦しくなりました。

 

家を飛び出した先に見たものはおっちゃん(村上ショージ)と話をする草間さんです。

 

おっちゃんは相変わらず信楽の土の良さをあの時と同じように草間さんにも聞くのでした。

 

草間さんは土をじーっと見つめ、琵琶湖の昔と関連付け、土の性質を語おっちゃんをうならせるのでした。

 

さらにもう一言付け加え。

「温かい感じがします」とつぶやきます。

 

その言葉に気をよくしたおっちゃんは「どんどん温まっていってや。」

 

と草間さんの両手に信楽の土でいっぱいにするのでした。

 

おっちゃんの作るもの

そんなおっちゃんの土への熱意に草間さんは信楽の土に興味を持ち慶乃川さんの作る茶碗を見てみたいと言いますが、恥ずかしそうに体ごと話を反らします。

 

そんな草間さんの気持ちに同調し、遂に喜美子は。

「見せてください」

その話の中に入ります。

 

その一声におっちゃんは土に絡むあの時の喜美子のことを思い出しました。

 

そんなことどうでもいい喜美子は

 

必死になってお願いするのです。

 

草間さんの心情

喜美子は慶乃川さん・慶乃川 善をあの時聞いた、少しうろ覚えのようなおっちゃんを草間さんに紹介します。

 

すると草間さんは自分の中にある陶芸・焼き物への思いを喜美子に語り始めました。

 

その思いと嬉しそうに語る草間さんの柔らかい表情に、喜美子はいつぞやにお父ちゃんから聞いていた。

『心に栄養が沁み渡る』

この言葉を重ね合わせるのでした。

 

そして草間も喜美子の鋭い気付きに自分の今の現状をまた実感することとなりました。

 

慶乃川さんの作品

慶乃川は顔をくしゃくしゃにさせて自分の作った焼き物をやっとのことで差し出します。

 

ところが喜美子の見たい気持ちにまたもや恥ずかしさのあまり勿体ぶった慶乃川はなかなか茶碗を見せてはくれません。

 

これに痺れを切らせた喜美子は、慶乃川から茶碗を奪い取り、茶碗を取り出します。

 

ところが、その茶碗は喜美子の想像していたものとは随分と違い、陶芸家・芸術家というにはあまりにもかけ離れたものでした。

 

すぐさま茶碗を慶乃川に渡すと、すかさず喜美子は思ったままの気持ちを言い放ちます。

 

「ただのゴミやん!」

 

「最悪や!」

 

心の教え

夕食も終わり、お母ちゃんの体を気遣いながら片付けを済ませると、草間に一杯のお茶を差し出します。

 

そして、喜美子は草間の具合を聞きながら話し掛けると、草間からは「今日、酷かったね」と返事が返ってきます。

 

その言葉に喜美子はおっちゃんの茶碗が頭に浮かび「心を動かすどころか酷かった」と言います。

 

この言葉にさらに草間は。

「人の心を動かすのは作品じゃない!人の心だよ」このように続けます。

 

喜美子は一瞬、気持ちが止まります。

『作った人の心が作品を通してこちらの心を動かす』

 

このわかるようでわからない難しい言葉が宙に浮き、そして「酷かったのは君だ」草間から言われたこの言葉だけが喜美子の心に広がります。

 

「一生懸命作った人に失礼だ」

「慶乃川さんに失礼だ」

 

そして、この言葉で初めて自分の言った言葉が相手にとってどう伝わるのか喜美子は気付くのでした。

 

そして次の日学校で。

「キミは鋭いね」

何も知らない信作は振り向き様にポーズを決め、呑気に話し掛けるのでした。

 

ため息しか出ない喜美子にさらに信作は続けます。

 

「時代は刻一刻と動いてんねん」

 

確かに、その通り動き続けています。

 

紙芝居のお菓子(ポン煎餅)

情報最先端のてるちゃん登場です。

 

『紙芝居のお菓子(New)ポン煎餅』

 

この情報で信作へお誘いです♪

 

ただし情報を掴んだのは喜美子でした。

 

妹の直子とみんなが集まる紙芝居へとやってきました。

 

ところがこの紙芝居、お菓子をもらうにはお金が必要です。

 

妹だけでもと粘る喜美子の後ろにあの熊谷たちがまた囃し立ててきます。

 

悔しさでいても立ってもいられない喜美子は見たいとだだをこねる直子の手を無理やり引っ張りその場を立ち去りました。

 

家に帰っても怒りの治まらない直子の言葉など今の喜美子には何も通じません。

 

何故なら。。

 

渾身の謝罪

喜美子は慶乃川の家の前にいました。

 

そこに現れた慶乃川に喜美子は一礼おっちゃんは優しく迎え入れてくれます。

 

事情を説明し丁寧に謝る喜美子に。

「喜美ちゃん、気にしんでいいよ」

とここぞとばかりの笑顔で笑いかけてくれました。

 

そんなおっちゃんはさらに焼き物は若い人に任せて、田舎に帰ると言うのです。

 

最後にええ茶碗を作りたかったと話すおっちゃんに重ねるように。

「ええ茶碗でした」

喜美子が言ってもその言葉に説得力などありません。

 

くしゃくしゃな笑顔に。

「無理しない」と言い、そしておっちゃんの陶芸家への胸の内を話してくれました。

 

そして最終的な結論は。

「陶芸家はお金にならない」

ちっちゃな喜美子に伝授するのでした。

 

喜美子のやりたいこと

喜美子はおっちゃんのところでもらった画用紙に何やら始めます。

 

酔っぱらいのお父ちゃんには目もくれず、頭の中に思いを巡らせています。

 

草間さんの言葉やおっちゃんの思いをいっぱいにして。。

 

『スカーレット5話』自慢の絵と紙芝居ごっこ(10月4日)

スカーレット 5話 ネタバレ

喜美子が慶乃川さんの作る茶碗を見せて貰い、想像と違い過ぎたため『ゴミやん!最悪や!』などと言い過ぎてしまった喜美子。

 

その事について草間さんが、『人の心』について問うなど、喜美子にとってまた考えさせられる回でした。

 

そして、5話では喜美子の能力が開花するお話です。

 

喜美子自慢の絵

草間さんは昨晩遅くまでかけて描いていた喜美子の絵をじっくりと丁寧に見ています。

 

起き上がった喜美子に元気よく挨拶をすると、続けざまに描いた絵に関心を向けています。

 

「凄いなあ..」

 

喜美子は草間さんの言葉に朝一番の笑顔です。

 

妹の直子はお母ちゃんと赤ん坊に見守られながら朝から元気に缶下駄に奮闘しています。

 

直子の「できた!」にお母ちゃんも一段落ついて、ふと喜美子がまた家にいることに気づきます。

 

慌てたお母ちゃんでしたが、熱心に絵を描く喜美子の姿にそのままそっとしておくのでした。

 

でたらめな家訓

常治は大野さんのところで酒を呑み喜美子のお迎えに上機嫌、さらに駄洒落が止まりません。

 

ふとしたことで陽子は喜美子が学校に行かなかったと口を滑らせ常治は声を荒げます。

 

「学校行かんかった!?」

 

しまったとばかりに口を押さえる陽子に喜美子は明日は学校へ行くと約束します。

 

そんな喜美子にお酒に呑まれてお父ちゃんの言い放った言葉は。

『家訓・女(おなご)に学問は必要ない』

『勉強なんかでけへんくても、かまへん』byお父ちゃん

 

この無鉄砲で危なっかしい言葉に陽子さん・喜美子(一同、唖然)です!

 

さらに暴走お父ちゃんの駄洒落はつづく。

 

勉強なんて

草間さんはある一枚の写真を神妙な面持ちで眺めます。

 

一夜明け、喜美子は学校にて、授業中のてるちゃんの本読みはすらすらとリズムがあります。

 

このように、本に隠れた喜美子は一人だけみんなと違う動きをしています。

 

「川原さん、何やってるんですか」

 

一生懸命に絵を描いている喜美子に担任の先生は勉強を促します。

 

さらに読み書きの大切さを伝えると川原家の『あの』家訓を持ち出します。

 

昼間の正気に戻ったお父ちゃんは一目散に走ります。

 

今日はどこへと行くのでしょう?

 

何なら大きな声で叫んでいます。

 

喜美ちゃんの紙芝居屋さん

スカーレット5話 ネタバレ

喜美子はお母ちゃんと妹たち、そして草間さんをお客さんにいつぞやに見た紙芝居屋さんの真似事を始めます。

 

そしてあの時と同じ、お金が必要なこともしっかりと伝えます。

 

予想通りのお母ちゃんと直子の反応に、ちゃっかりした喜美子の言葉に草間さんにだけ笑いを取ります。

 

直子に急かされやっと始まった紙芝居はこれまで描いていた喜美子の自慢の絵たちが披露されます。

 

その上手さにお母ちゃんも感激し草間さんは納得の笑顔です。

 

喜美子のお辞儀により紙芝居は終わりましたが、二人の拍手の中に直子は何かあの時の紙芝居と違いを感じます。

 

そして草間さんに更なる紙芝居の絵の細かい部分の説明を熱く語るのでした。

 

受け入れられない気持ち

さてと、みんなの和やかな空気の中に、突如として鬼のように怖い顔でお父ちゃんは家に戻ってきます。

 

喜美子が学校で話した『女(おなご)に学問は必要ない』と話したことが丸熊の社長にまで伝わり、勉強ができないことが話のネタになっていたのです。

 

それを聞いたお父ちゃんは恥ずかしいやら喜美子の様子にいてもたってもいられなくなるのでした。

 

お父ちゃんの恥ずかしかった気持ちをまともにぶつけられた喜美子は悔しさを隠しきれません。

 

そんな様子に草間さんは喜美子の得意の絵を提案してくれます。

 

複雑な気持ちで常治に絵を差し出すとさらに喜美子の絵の素晴らしさを草間さんは解説するのですが、常治はそれどころではありません。

 

「こんなん、ただのな!落書きや」

「何の腹の足しにもならんわ」

 

お父ちゃんの感じた喜美子の絵の評価は今の喜美子にはとても残酷なものです。

 

せっかく心を込めて描いた絵に『しょうもない絵』それより勉強をしろという常治の言葉が受け入れられません。

 

気持ちのおさまりが利かないお父ちゃんに、自分で描いた絵を下に投げつけ喜美子は出て行くのでした。

 

てるちゃんの勉強会

喜美子はお父ちゃんの言う通りにてるちゃんの家に行き、勉強を教えてもらいます。

 

大きな家のお座敷には信作も一緒です。

 

早速、てるちゃんの言われるがままに本読みを始めました。

 

お題は授業でもやっている。

 

『じゃがいもとさつまいも・理科』

 

漢字の部分になると、てるちゃんをチラリ覗きお助けの合図に、てるちゃんの指導は容赦ありません。

 

実はこれ、じゃがいもとさつまいもの育て方の説明している内容なのですが、てるちゃんを頼りにどんなことが書いてあるのか、喜美子にもわかると、本読みの勉強なんかどこかに吹っ飛んでしまいました。

 

それより何より早く育て方を知りたい喜美子に、てるちゃんと信作は呆れ顔です。

 

草間とのお別れ

喜美子の頭の中には大根・じゃがいも・さつまいもがいっぱいで溢れ出していました。

 

そんな喜美子を尻目にお母ちゃんは草間がもう家にいないことを告げます。

 

喜美子は驚きを隠せません。

 

置いていってくれたお金で給食費が払えるというお母ちゃんにやるせない気持ちはどうにもできません。

 

それともう一つ草間さんが喜美子に残してくれたものそれは『手紙』です。

 

草間さんの残してくれた言葉を何とか読もうとする喜美子でしたが『漢字』は喜美子の悔しさをただただ涙に変えるのでした。

『スカーレット6話』てるちゃんの木ドン!(10月5日)

スカーレット6話では、てるちゃんと喜美子のやり取りが注目ポイントです。

 

また、常治さんの危なげな一面や、不吉な訪問者は一体。。

 

それでは6話を詳しくネタバレでご紹介させて頂きますね!

 

喜美子の役目

昭和22年冬。

 

信楽に来てはじめての冬がやってきました。

 

そして水道も電気もない喜美ちゃんの家にやっと明かりが灯りました。

 

もう一つ新しくなったものはお父ちゃんお手製の木のお風呂です。

 

自慢のお風呂は天国です。

 

その天国を支えるのは喜美ちゃんです。

 

『お風呂に大事なこと』

  1. 炎の大きさを確認
  2. ここから温度を見極める
  3. 適切な量の薪をくべる

 

最初の頃は加減がわからずよく失敗してお父ちゃんに怒られ、何度もやり直しながらこの『温度調節』を身につけることができました。

 

お父ちゃん 「いい湯加減や」

喜美子 「おっしゃ!」

 

その後畑の世話も。

庭を耕して小さな畑を作り、かつての大根・じゃがいも・さつまいもたちも元気に成長し、ようやく収穫できるようになりました。

 

不吉な訪問者

下の妹・百合子の世話を朝ごはんを食べながら姉妹仲良くしています。

 

常治は問屋の集まりと称して家を当分空けると言います。

 

そしてお父ちゃんのお金が羽をつけて次々と飛んでいくような使い方に、いつもは優しいお母ちゃんも穏やかではいられません。

 

渋々、常治を送り出すのでした。

 

出てきた常治に何か怪しい男たち、お父ちゃんは慌てます。

 

『川原常治』を探しているとわかるとさらに取って付けたようにその場を繕い、琵琶湖の方へ二人を追いやるのでした。

 

てるちゃんの恋文

喜美子はすっかり読み書きが上手になったと担任の先生に褒められます。

 

絵も上手な喜美ちゃんはクラスの広報係です。

 

先生に褒められ満足げな喜美ちゃんに「誰のおかげ」と腕組みをしていつもより増してまったり近づくのは、てるちゃんです。

 

「ついこの間まで、毎週招いて算数まで教えてあげていたのは誰のおかげ」

この奇妙な近づきに何やら企みを感じた喜美ちゃんは。

 

「何をしてほしいの」と訳を聞きます。

 

喜美子の仲立ち

てるちゃんの頼み事を手にし喜美子は大野さんの家に来ましたが、肝心の信作は熱を出し寝ていました。

 

おじさんはラジオを磨き登場です。

 

常治の帰りを気にしています。

 

このラジオはお父ちゃんが大野さんから買ったものと喜美子はわかり、両手を広げて喜びます。

 

ところでてるちゃんに頼まれ渡したいものは、てるちゃんの気持ちとはちょっと違うところに届きました。

 

大野さん夫妻の手に渡った一通の恋文は信作が手にする前にしっかりとおじさん・おばさんの目に止まります。

 

大野父 「ませた子やなー」

大野母 「嬉しいわあ」

 

一応、渡したという喜美子に、てるちゃんは恥ずかしさを隠せません。

 

待ち合わせで待つと言うてるちゃんに渡してきた時の事情が浮かび驚く喜美子です。

 

大野家にて息子が好かれてもらった恋文に嬉しさを隠せない母・陽子にやっと本人の手に渡り、開いて見た信作は複雑な表情いっぱいです。

 

『墓地で待ってます』照子

 

なぜに墓地なのかと不思議に思う喜美子に、照子いわく若い男と女が人目を忍んで会うには墓地が最適だと喜美子に教えるのです。

 

喜美子にはさっぱりわかりません。

 

人目忍んですることとは?

 

いかんこと、いけないことよ。

 

いけないことをしたくなることが人を好きになるということBy 照子

 

喜美子は何のことやらため息です。

 

ふと、てるちゃんは自分の兄の話をし掛けます。

 

薄々わかっていた

二人きりにともっと奥に誘うてるちゃんは先へと歩きます。

 

熱を気遣う喜美子に信作は思わぬことを言い出します。

 

「ほんまはもうやめてと言いたい」

 

この気持ちに対して喜美子は「自分で言え」と猿の顔真似をしてちゃかします。

 

信作の気持ちを聞いた喜美子は猿の顔真似をして今度はてるちゃんに信作が帰ったことを伝えます。

 

どうして!?というてるちゃんに。

 

さっきの『いけない』という言葉を使っててるちゃんに説明します。

 

すると照子は納得したように。

「薄々、わかっていたと」と答えるのです。

 

身分の違い、このわかっているようでわからないてるちゃんの淡い恋は終わりを迎えるのでした。

 

先ほどのてるちゃんから出た、兄の恋の話の続きです。

 

てるちゃんは喜美ちゃんを相手に自分の見た恋の現場を詳しく再現します。

 

いけないこと。

 

もっといけないこと。

 

はい!それまで。

 

てるちゃん、薄々感じてはいましたが結構、大胆でございます。

 

恋の再現の相手をしてくれたことに気を許したてるちゃんは再度、喜美子にお友達のアプローチをします。

 

喜美子の返事は相変わらずの。

「いらんわ」

 

つれない喜美子でした。

 

お父ちゃんに訪ね人

喜美子は家に帰ると見知らぬ靴が並んでいます。

 

出てきたお母ちゃんのただならぬ緊張感が伝わります。

 

それは大阪から来た借金取りです。

 

お風呂を焚いてと頼まれ「どないしよう」と震える思いで懸命に考えながらお風呂に火を付ける喜美子でした。

 

⇒次週『スカーレット2週をみる』

スカーレット1週目の感想や口コミ

第1週ではスカーレットの記念すべき1話から、もともと心が通じ合っていなかったお友達とも、一緒にお勉強会をする仲にまで、怒涛の展開が繰り広げられました。

 

喜美ちゃんは、持ち前の根性と好きなことから発見する力。

 

そして、たまに頑固ですがとっても素直な性格が素敵ですよね!

 

これからどのような大物になっていくのでしょうか。

 

展開が凄く楽しみですね!

 

スカーレット1週目のまとめ

今回は、スカーレットの1週目について、各話毎に詳しくご紹介していきました。

 

わがままな妹直子の面倒を見たり、ちょっと偏屈で物分かりの悪いお父ちゃんに振り回される場面も多々ありますが、そうやって強くたくましく成長していく過程を築いていくのでしょう。

 

喜美子の成長期が非常に楽しみですね!

 

⇒次週『スカーレット2週をみる』

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