新型ポルシェ『パナメーラ』やステーションワゴンタイプ(スポーツ・ツーリスモ)の価格・スペックと感想を含めてわかりやすくご紹介します。
2009年から販売されているポルシェ・パナメーラには現在2つのボディタイプが販売されているんですよね。
- 4ドアセダン
- 5ドアステーションワゴン(シューティングブレーク)
このワゴンタイプは、2016年から発売された2代目パナメーラの『スポーツ・ツーリスモ』として2017年にラインナップに追加されました。
今回は、新型ステーションワゴンタイプ(スポーツ・ツーリスモ)のスペックやエクステリア・インテリアをまとめましたので、知りたい方はお見逃しなく!
Contents
『ポルシェパナメーラ新型ワゴン』とは
プルシェパナメーラの新型ワゴンは『シューティングブレーク』とも言いますが、他のメーカーで言うと、『フェラーリ・FF』や『ボルボC30』が同じくくりになります。
実は、パナメーラワゴンのデザインを手がけたのは日本人デザイナーの山下周一さんという方で、ポルシェのデザインを手がけた日本人の3人目でもあるんですね!
もともとは2002年に行われたショーカーで披露されただけのワゴンモデルでした。
しかし、この時からワゴンタイプの販売へポルシェは動いていたそうで、5年掛けて2017年に製品化されたんですね!
こちらのワゴンモデルは、2代目のパナメーラをベースに作られており、セダンタイプの4人乗りから5人乗りに変更されるなど実用度が更に上がっています。
『ポルシェパナメーラ新型ワゴン』のスペックは?
ポルシェフェア行ってきたー
初めてパナメーラスポーツツーリスモの実車見れて感激☆ pic.twitter.com/1Bx02MAXeD— ynwairmc (@ynwairmc) 2018年10月21日
パナメーラのワゴンには4つのグレードが販売されています。
ですので、こちらの4つのスペックをまとめてご覧になってください。
グレード名 | 排気量 | ドア数 | シフト | 駆動方式 | 定員 |
パナメーラ 4 E-ハイブリッド スポーツツーリスモ | 2,894cc | 5 | 8AT | フルタイム4WD | 5名 |
パナメーラ 4S スポーツツーリスモ | 2,894cc | 5 | 8AT | フルタイム4WD | 5名 |
パナメーラ 4 スポーツツーリスモ | 2,995cc | 5 | 8AT | フルタイム4WD | 5名 |
パナメーラ ターボ スポーツツーリスモ | 3,996cc | 5 | 8AT | フルタイム4WD | 5名 |
スポーツ性能と、ダイナミックなモデルへと進化したスポーツ・ツーリスモは、ベースモデルがパナメーラ4スポーツ・ツーリスモで3.0LV6ターボエンジンを搭載し最大出力330PS/243kWで、0-100km/hは5.5秒。
パナメーラ4Sスポーツ・ツーリスモが2.9LV6にツインターボが搭載され、440PS/324kWと更にハイパワーになっています。
これらの中で最上級グレードのパナメーラ ターボ スポーツ・ツーリスモは、4LV8ツインターボエンジンを搭載し、550PS/404kWを誇る圧倒的なポテンシャルです。
また、唯一のハイブリッドグレードであるパナメーラ 4 E-ハイブリッド スポーツツーリスモは、2.9LV6ユニットに電気モーターを組み合わせたハイブリッドシステムで、2つを合わせると462PS/340kWとなり、こちらも素晴らしいトルクで環境性能を考えながら、いざ本領発揮した時には流石のポルシェが顔を出します。
『ポルシェパナメーラ新型ワゴン』のボディサイズは?
ボディサイズは全グレード共通になっています。
- 全長:5,049mm
- 全幅:1,937mm
- 全高:1,428mm
- ホイールベース:2,950mm
パナメーラのセダンタイプと比べると、全長と全幅は同じサイズ、全高がワゴンタイプの場合5mmほど高くなっており、定員数もセダンが4名に対してワゴンタイプは5名です。
また、荷室容量は520Lとセダン車に比べて20L拡大している点は、ステーションワゴン(シューティングブレーク)の利便性と言えます。
車両重量は2tを超えていますが、ポルシェのエンジンをいかんなく発揮するパフォーマンスは、運転手を気持ちの良い軽快な世界へと導きます。
『ポルシェパナメーラ新型ワゴン』の価格は?
GT-Rよりパナメーラスポーツツーリスモだな( ・∇・) pic.twitter.com/JRiAQYHIiZ
— ざすてぃん@チナツティーノ (@Chinatsu_1513) 2018年9月13日
- パナメーラ4 スポーツツーリスモ:12,973,000円
- パナメーラ4 E-ハイブリッド スポーツツーリスモ:15,213,000円
- パナメーラ4 S スポーツツーリスモ:17,043,000円
- パナメーラターボ スポーツツーリスモ:24,533,000円
グレード毎の価格はこのようになっており、この価格からオプションや経費を含めると、最上級グレードでは3,000,000円を超える事もあるそうです。
ちなみに、日本販売のため基本は右ハンドルが設定されていますが、パナメーラ ターボ スポーツ・ツーリスモには左ハンドルが設定されています。
『ポルシェパナメーラ新型ワゴン』のエクステリア(外装)は?
出典元:https://www.porsche.com/japan/jp/
出典元:https://www.porsche.com/japan/jp/
ステーションワゴンと聞くとリアに大きな荷室があり、セダンと比べると一目瞭然と思いますが、ポルシェのワゴンボディは一味違います。
また、セダンタイプのパナメーラともそっくりで、リアの美しい流線形は荷室らしさを全く感じさせないデザインです。
フェラーリFFと同じシューティンスブレークと区分されるボディは、ハッチバックのパナメーラのルーフを少し延長したようなフォルムで、そういったセダンとワゴンの差を感じさせません。
上記ではボディサイズをご紹介しましたが、全長はセダンタイプと変わらないんですよね!
そして、採用されたホイールやブレーキなど各パーツは高級感に溢れたデザインが施され、ポルシェの気高き品の良さをこれでもかと演出しています。
このデザインフォルムなら、どんな人でも振り返ってしまうでしょう。
『ポルシェパナメーラ新型ワゴン』のインテリア(内装)は?
出典元:https://www.porsche.com/japan/jp/
出典元:https://www.porsche.com/japan/jp/
基本的にはパナメーラと同じインテリアが採用されています。
上記の画像を見るだけでもわかるように。パーツでのガチャガチャした感じは一切なく、スマートでまとまったデザインです。
タッチパネルとは別のディスプレイも備えており、そのポルシェ・アドバンストコックピットは標準装備されています。
ちなみにタッチパネルは12.3インチで、ポルシェ・アドバンストコックピットには7インチディスプレイのディスプレイと、アナログのレブカウンターで構成されているんですね!
また、4人乗りのパナメーラから5人乗りになったワゴンボディですが、シートは4シートで+1という形になっています。
実際に乗った方によると、大人が3人で座るには窮屈感は否めないそうですが、ワゴンの登場前にはパナメーラを5人乗りでないという理由で諦める方も多かったそうで、5人乗りができるというだけでも相当なインパクトになっているそうです。
現在は5人乗りパナメーラはワゴンタイプのスポーツ・ツーリスモのみに用意されているので、更なる新しいユーザー層を獲得する事でしょう。
『ポルシェパナメーラ新型ワゴン』の口コミ・感想
スポーツツーリスモ、あの加速と音と剛性でワゴンとか最高だわ
正直、パナメーラあんなにすごいとは思わなかったから本当にビックリしてる。しばらくはパナメーラいいゾおじさん pic.twitter.com/olL62zM5s9— ボンド。 (@bond_216A) 2017年6月17日
ケイマンやボクスターや911見てもやっぱパナメーラほすぃってなる。ワゴン依存症
— 家に帰ったらバックアップ (@r1ngoTM) 2018年11月10日
モーターショー行ってきたー(((o(*゚▽゚*)o)))
パナメーラのワゴン初めて見た!
カッコイイけどデカ過ぎて
23区内の駐車場は、なかなかは入れないなー😭 pic.twitter.com/lyzBHNQdEZ— モグたろう (@moguosan_4126) 2017年11月3日
パナメーラスポーツツーリスモ
これ良すぎ。リアから見た感じ大好き pic.twitter.com/r8iMnJeg1e— Masa (@masarativ8460) 2018年7月3日
最近きになるのが…
パナメーラ スポーツツーリスモ‼️
マカンGTS程のドライブの楽しさは無いかもしれないけど、このスタイルはマカンとは比べものにならない位にカッコイイ✨
まだ試乗した事ないので、今度味ってみたい😁 pic.twitter.com/nrnLiwAvya— Senna@GT3RS(納車待) (@senna_458sp) 2018年3月26日
口コミでもパナメーラスポーツツーリスモが高評価を獲得していることがわかります。
ポルシェの売り上げではSUVのカイエンやマカンが大きなシェアを誇る一方で、パナメーラのようなビッグセダンやワゴンが好みな方も多いんですよね!
特にデザインの評判が高く感じられます。
『ポルシェパナメーラ新型ワゴン』のまとめ
個人的に現行ステーションワゴンの中ではパナメーラ スポーツツーリスモのデザインが最強だと思ってる(˘ω˘) pic.twitter.com/OcJx99S9Yf
— アルピンしろⅢ (@E46_3series) 2017年10月23日
今回は新型ポルシェパナメーラのワゴンタイプについてご紹介していきました。
ステーションワゴンやシューティングブレークと言われる形状のボディは、荷室というよりも流線形の綺麗なボディが延長した新しいデザインのようです。
実際のボディサイズもパナメーラとほぼ変わらず、全高が5mm違うだけなんですよね!
ただしどちらも圧倒的な存在感を放っていますから、街中で見たら間違いなく振り返ってしまうでしょう。
というかエンジン音だけで振り返りますよね!
また、価格は以下の通りでした。
- パナメーラ4 スポーツツーリスモ:12,973,000円
- パナメーラ4 E-ハイブリッド スポーツツーリスモ:15,213,000円
- パナメーラ4 S スポーツツーリスモ:17,043,000円
- パナメーラターボ スポーツツーリスモ:24,533,000円
ポルシェの購入ではオプション次第で結構な金額差になりますから、最上級グレードでは3,000,000円を超える事もあるでしょう。
ただし、他の車では決して味わえない最高の時間や空間を与えてくれるパナメーラのワゴン。
これからもポルシェの新しいモデルが楽しみになりますね!
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