BMWのZ4(E86)モデルのトラブルや故障と対処法、口コミも含めてわかりやすくご紹介します。
初代Z4のクーペタイプであるE86は2005年9月に開かれたフランクフルトショーで発表されると、発売されてからも人気で今でも街中で見かけるほどですよね!
ですがこうして元気な姿を見かけるものの、発売されたのは2002年から~ですから、それなりにトラブルや故障は増えてきてしまっています。
また、国産車よりも外車の方がトラブルも多いと言われていますよね!
そんなBMWのZ4(E85)のトラブルや故障と、起きた時にする事を知りたい方はお見逃しなく!
Contents
BMW Z4『E85』のトラブル・故障は多い?
BMWのZ4(E85)は先代にあたるZ3に比べてスムーズによく回るエンジン、粘り強い足回りやスポーツタイプの中では悪くない燃費など高く評価されています。
しかし、Z4(E85)の中には10年以上落ちの車もありますし、もともとトラブルの多いパーツもあるんですよね。
これはメーカーによっても得意不得意が存在し、例えばあるメーカーの車は電気系統のトラブルが非常に多かったりします。
また、なぜ国産車が故障に強いのかと疑問になりますが、一説によると日本独特の気候が関係していると言われていて、高温多湿な日もあれば、冬は氷点下を割る事もあるように、1年を通して環境が様変わりしますよね。
この難しい環境に対して強い車の開発をメーカーは総力を上げて作り込んでいった訳なんです。
欧州では湿度が高くならない地域も多いですから、そもそも気にしないで開発に努められたんですが、現在は車の輸入・輸出は増えているためどこの地域でも対応できる車を開発しています。
ただしそれでもZ4(E85)は10年以上前に開発された車ですから、現行のZ4に比べるとトラブルが多いのはしょうがないんですね!
では定番のトラブルなど多くの声が上がっているものをご紹介していきます。
BMW Z4『E85』で多いトラブル・故障は?
車には車種だけに限らず、車1台ずつに当たりはずれがあったりもしますが、その中でも全体的に多いトラブルや声が上がっている故障を解説します。
SMGトラブル・故障
SMG故障で解体待ちらしい(._.)
直して乗りてぇ笑 pic.twitter.com/5as9JvwglF
— かっし〜 (@Ken9999R) 2017年12月2日
まず多いのがSMGの故障です。
Z4(E85)には以下のトランスミッションが採用されています。
- AT(オートマミッション)
- MT(マニュアルミッション)
- SMG
このSMGはBMWの他の車種にも多く採用されていますが、悪評高きSMGと表現される事も多いシステムなんですよね。
その他にもポルシェや国産だとランサーエボリューションなどにも採用されていますが、Z4(E85)に搭載されているSMGはまだまだ開発の初期段階であったために故障する事が多くあるようです。
このSMGの故障では、油圧を制御するアキュームレーターや、油圧ポンプにトラブルが発生しギアが突然入らなくなります。
アキュームレーターは消耗品なので定期的に交換が必須になりますが、それをおろそかにしてしまう事で壊れる事が多いんですね。
例えばZ5(85)で突然ギアが入らなくなったり、ギアが入ってもすぐに抜けてしまうような状態や、走行時のガタツキが強い場合などはSMGの故障である可能性が高いでしょう。
また、突然シフトがバックギアに入ってしまう原因もSMGである場合が多いんですね。
SMGのトラブル・故障の修理費用は?
SMGの故障ではシステムそのものが壊れてしまうと数十万円~になる可能性もあります。
また、リレーが壊れるのみであったり、消耗品のパーツだけで済む場合は1万円~の場合もありますから、故障の程度にもよりますがあまりに放置するととても高額になってしまうので、SMGミッションを中古で購入する際には必ずチェックする事をオススメします。
ソフトトップ(幌)のトラブル・故障
新型Z4もソフトトップになったのなんか分かる気がする。
ソフトトップには高級感があると最近思う笑
まぁ維持は大変なんだろ〜けど笑 pic.twitter.com/9VRrKsHk0S— T24 (@T_BMW_Z4_24) 2018年9月3日
これはオープンカーならではの故障になりますが、やはり幌のトラブルは非常に多いそうです。
この故障というのは幌の開閉がスムーズに行えない事や、材質上傷にとても弱いことが挙げられます。
その原因として考えられるのはセンサー不良や、ヒューズが切れてしまったり、開閉の動力であるモーターが原因になっている事が多いんですね。
そして、Z4(E85)の場合、ソフトトップハイドロリックモーターユニットが原因ですと幌を取り外しての作業になりますから、人件費とパーツ代を合わせると非常に高額になってしまいます。
また、この油圧モーターが壊れる原因としては、水が溜まってしまい水が原因で錆てしまうんですね。
車は外で駐車していると日差しや風だけでもダメージを受けてしまいますが、特に幌はダメージを受けやすいパーツです。
経年劣化やダメージがある幌に雨水などが溜まれば故障も多くなりますので、中古で買う場合にはどこで保管していたのか、更に幌を取り換えてからどれぐらいの年月が経っているかなども注意して確認するようにすると良いでしょう。
ソフトトップ(幌)のトラブル・故障の修理費用は?
オープンカーに使われているソフトトップ幌は、生地だけを交換できる場合がありますが、Z4(E85)の場合は生地を単体で交換する事ができず、モーターなど一式の交換になってしまいます。
すると修理費用は25万円ほどは覚悟しなければいけません。
また、日本で在庫を抱えている店舗が少ないそうなので、取り寄せに長くて1~2か月ほどかかってしまう事も珍しくないようです。
BMW Z4『E85』でトラブルのときにすることは?
Z4(E85)が故障した時はどのような行動をすればよいのでしょうか。
上記ではSMGと幌のトラブル・故障についてご紹介していきましたが、流石に素人が1人で解決するのは至難の業ですから、専門業者に頼んだ方が良いでしょう。
修理業者をチェック
まずはZ4(E85)を修理する専門業者の確認です。
近くに行きつけの修理業者があればそちらでも構いませんし、間違いないのはディーラーですが、ディーラーでの修理は非常に高額になってしまうので、出来る限り金額を安く抑えたい方は避けたほうが良いでしょう。
また、最近では外車専門で営んでいる業者や、その外車のパーツをリビルト品で修理してくれるところもあるので、外車は必ずしも修理費用が高額になってしまう時代ではなくなっています。
ネットでも探せば色々と見つかるので、是非チェックしてみてくださいね!
修理をするか乗り換えの検討も?
とても高額な修理になった場合、それでも愛着があれば乗りますし、中にはこの機会に買い替えを検討する方もいるでしょう。
もし残念ながら手放すことになれば少しでも高く車を売却出来たほうが嬉しいですよね。
ですのでその時は少しでも多くの業者に見積もりを依頼してみてください。
家に保管しているだけでも査定に来てくれますし、査定をする時は競合店に競わせることで金額を吊り上げることが可能です。
BMW Z4『E85』のトラブル口コミ・感想
#車乗りとして軽く自己紹介
名前:ren2
年齢:26
職業:金属加工(3年目)
車種:BMW Z4
所有年数:1年9ヶ月アピールポイント:
電動オープン機構はちゃんと直しましたw(故障率が異常に高い)
年間2万5千㎞近く走ってる(主に通勤) pic.twitter.com/U9dIutXUhQ— ren2 漣(11/11 ホココス) (@002sAmphi) 2018年10月9日
愛車Z4が再入院。エアコンの故障。コンプレッサーの内部破壊の可能性が高く、大手術になるかも…
— Cyoi Yoshi Oyaji (@kuwagataoyaji) 2015年5月9日
そういや、友達は新車でBMW買って、故障の連続でいつも車がディーラーにある。一年のうち九ヶ月はディーラーに。で、代車をいつも貸してくれるので、6シリーズとか、Z4とかX5を乗れると言って喜んでいるが、微妙だな。まるでBMWと長期レンタカーの契約しているようだな。
— 今日も寝太郎 (@yuichi_pug) 2013年2月11日
z4の幌・・・・開閉ボタン押したら・・・ウーン・・ウーン・音だけで開かない・・・・・・・・もう一度・・・・・・何とか開いた!!!ヤバイ!!!まさか・・・・しばらくしてから再度挑戦!・・・・大丈夫みたいだが・・・大分不安だ!!!一気にテンション下がりまくり・・・
— marodobby (@marodobby) 2010年5月12日
BMW Z4『E85』トラブルのまとめ
オイラのZ4がぁぁぁぁ( ̄□ ̄;)!!
入院しました
幌が開かなくなってorz
いつ帰ってくるのぉぉぉぉぉ
一体いくらかかるのぉぉぉぉぉぉぉぉ pic.twitter.com/a49cIVXiLI
— かず・み・ま・く (@kazumat0116) 2016年12月7日
今回はBMWのZ4(E85)のトラブル・故障の定番や原因などをまとめていきました。
評判でも言われている通り、BMWのZ4(E85)は故障に悩まされる事が比較的多いそうです。
その中でも上述したようにSMGの故障や、幌のトラブルが多くみられるそうで、もし修理する場合には非常に高額になってしまう場合もあるんですね。
SMGに関してはアキュームレーターが定期的に交換する事を推奨されているパーツなので、こちらを見逃さず点検・メンテナンスする事で大きなトラブルを回避する事ができるでしょう。
また、オートマミッションやマニュアルミッションならこの問題は発生しないので、気になる方はSMGミッションを避けるのがオススメです。
幌に関しては、一度修理するか事前に業者で、水が入らないように加工してもらう事をオススメします。
なにか起きてからでは高額に修理費が掛かりますから、なるべく早く手を打つことが大切なんですね!
最後まで読んで頂きありがとうございました!
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