フルモデルチェンジで7代目となる新型BMW3シリーズの価格・発売日やスペック・ボディサイズや評価とMTミッションもご紹介します。
みなさんいよいよBMWの人気シリーズである3シリーズが、7年ぶりにフルモデルチェンジをするという最新情報がドンドン入ってきていますよ!
2018年に発表されもちろんの事話題になっていますが、この新型発売はセダンやクーペなどにも影響を与え、BMWの今後を担う進化となるわけですからBMW好きにはたまりませんよね。
主力商品として活躍するためにしっかりと開発が進んでいたようで、その気になるエクステリアやインテリアとスペックや価格についてもまとめて解説していきます!
知りたい方はお見逃しなく!
Contents
『BMW3シリーズ新型』が7年ぶりにフルモデルチェンジ!
BMWの主力商品であり人気のセダン『3シリーズ』が7年の時を経てフルモデルチェンジされ発売される事が決定しました。
7年というとかなりの長期になりますが、それだけ現行の完成度が高いこと、そして今回の7代目3シリーズの開発を慎重に行った結果なのでしょうか。
この3シリーズは上級ブランドであるBMWのミドルクラスとして分類されています。
まず主な変更点ですが以下のようになっているようです。
- 新規格のプラットフォームを採用し、車体重量が55kg軽量化
- ボディサイズのワイド化
- BMWデジタルキーにより、スマホでの操作で様々な連動機能を搭載
- EV車を追加する予定
- Mパフォーマンスモデルの投入
やはり7年のフルモデルチェンジは伊達じゃなく、最新のプラットフォームによる軽量化に加え、スマホとの連動システムも追加されています。
このスマホ連動システムは、スマホで操作を行う事でエンジンを始動するほか、ドアにかざすことで解錠が可能になるシステムです。
この新型3シリーズの発表には、『よりBMWらしいデザインはスポーツセダンを感じさせドイツ市場を牽引していく』との声も聞こえてきています。
BMWと並ぶドイツのメーカーと言えば、ベンツやアウディですが3つを含めたドイツ御三家は世界市場でも特にアメリカ市場を意識する事が多く、どのモデルのパワーを上げたり乗り心地をマイルドにするなどあの手この手で試していました。
BMWは全体的に硬派な印象でしたがここへきてスポーツがマストと感じたのか、面白みのあるエンジン性能と足回りを実現したシリーズを開発・投入する事になり、それが新型3シリーズとなったわけなんですね。
走行性能に対する評価など後述で詳しく解説していきますので、先にエクステリアやインテリアをご紹介していきたいと思います。
『BMW3シリーズ新型』のエクステリア・外装は?
フルモデルチェンジ後の3シリーズはもちろんデザインも一新されています。
他のBMWシリーズ同様、ヘッドライトが横に切れ長となりセンター付近もそのままグリルと繋がった一体感を持ったデザインです。
新プラットフォームが採用され車重バランスの見直しや軽量化を図るなど、機能面が充実しているため理にかなった空力なんだろうなと感じさせられます。
3シリーズはスポーティなドライビングの楽しさを追及し続けるBMWの代表シリーズですが、まさにそんなプレミアムミドルサイズとしてのエクステリアで歴史を感じさせるデザインとなっています。
全長は歴代3シリーズでNo.1の4,700mmを超えで先代よりも800mm伸びています。
ただ伸びただけではなく、もちろん基本設計から全ての見直しがされているので、無理があるような設計にはなっていません。
こちらは新しく追加として発表される『Mパフォーマンスパーツ』としてフルエアロを装着しているリアです。
リアディフューザーやリアスポイラーがレーシーな雰囲気を一気に高めていますよね。
これらのカスタムは定番で人気のカスタムになりますが、MパフォーマンスパーツとしてBMW公式ですから憧れてしまいます。
新型3シリーズのエクステリアデザインはまさにスポーツセダンの復活です。
また、リアから見てもプレミアムセダンという印象を後ろを運転している方がするだろう高級感も魅力的ですよね!
これだけ存在感がバッチリ決まっていれば煽られる心配も無いでしょう笑
『BMW3シリーズ新型』のインテリア・内装は?
出典元:https://www.press.bmwgroup.com/
インテリアはこれまでベンツと比べて評価を落としていたBMWでしたが今回のフルモデルチェンジからレザーの使い方やダッシュボード周りのデザインも向上しています。
コックピットから見るメーターは12.3インチのデジタルメーターパネルが装備され、中央には10.25インチタッチスクリーンがありこれらを組み合わせることで、様々な機能を利用することが出来るそうです。
また、画像では見えませんがエアコンの操作パネルがとても近代的なデザインでスッキリとしながら高級感を演出しています。
細かいところでの嬉しい気遣いがまだまだありそうなインテリアになっているんですよね!
更に座席シートも新開発され新しい設計となっています。
ドライバーのホールド性を高め身体の負担を減らし快適なドライブをする事ができるんですね。
これらのインテリアパーツはもちろんシートも含め、多彩なカラーが用意されているので好みに合わせて自分だけのBMW3シリーズを楽しむ事が可能です。
もう一つボディサイズが広がりシートの分割可倒式は4:2:4となり、荷物を入れる荷室も改良されていて、より使いやすく進化しています。
『BMW3シリーズ新型』のスペックは?
新型3シリーズ pic.twitter.com/3sloAlpxrW
— ボンド。 (@bond_216A) 2018年10月2日
パリ・モーターショーで発表された7代目3シリーズはまず6つのグレードで販売され、後からMモデルやEVモデルが追加ラインナップされる予定となっています。
スペックは以下の通りです。
グレード | エンジン | 最高出力 | 最大トルク | 0-100km/h | 最高速度 |
320i | 2.0リッター直列4気筒ガソリン | 184ps/5,000-6,500rpm | 300Nm/1,350-4,000rpm | 7.2秒 | 238km/h |
330i | 2.0リッター直列4気筒ガソリン | 258ps/5,000-6,500rpm | 400Nm/1,350-4,000rpm | 5.8秒 | 250km/h |
318d | 2.0リッター直列4気筒ディーゼル | 150ps/4,000rpm | 320Nm/1,500-3,000rpm | 8.4秒 | 222km/h |
320d | 2.0リッター直列4気筒ディーゼル | 190ps/4,000rpm | 400Nm/1,750-2,500rpm | 6.8秒 | 240km/h |
320d xDrive | 2.0リッター直列4気筒ディーゼル | 190ps/4,000rpm | 400Nm/1,750-2,500rpm | 6.9秒 | 233km/h |
330d | 3.0リッター直列6気筒ディーゼル | 265ps/4,000rpm | 580Nm/1,600-3,000rpm | 5.5秒 | 250km/h |
こちらは2019年3月に発売される最初のモデルになります。
エンジンはガソリンタイプとディーゼルタイプから選べ、また最上級グレード330dには直列6気筒エンジンを搭載しているんですね。
『BMW3シリーズ新型』の燃費は?
燃費はグレード毎の以下のようになっています。
- 320i:6.0〜5.7L/100km
- 330i:6.1〜5.8L/100km
- 318d:4.4〜4.1L/100km
- 320d:4.5〜4.2L/100km
- 320d xDrive:4.8〜4.5L/100km
- 330d:5.2〜4.8L/100km
カタログ値ですので実際の走行では更に燃費が落ちる事が予想されますが、先代よりも55kg軽量化されたボディと、運動性能の向上によって実用性が上がっていますから実燃費のほうも早く知りたいですよね!
『BMW3シリーズ新型』のボディサイズは?
ボディサイズは全グレード共通になっていて以下の通りです。
- 全長:4,709mm
- 全幅:1,827mm
- 全高:1,442mm
- ホイールベース:2,851mm
新型BMW3シリーズはこのようになっており、先代よりも全長が85mm、全幅は16mmワイドになり、全高は1mm高くなるなど全体的にボディサイズが大きくなっているんですね。
ボディサイズが大きくなったことで室内空間も広くなり、特に前席は体が動かしやすくなり後部座席は足元の余裕も増えていて、この空間の使い方は単純に全長が伸びただけでなく基礎から見直した設計にあると言えます。
さらにボディ剛性は50%向上させながら車重量55kgの軽量化ですから、7年ぶりのフルモデルチェンジのインパクトは相当強いといえますよね。
まさに常に前進し続ける事を忘れないBMWの正統進化モデルと言えるでしょう。
このようなボディサイズは特に中国市場で求められていて、今や絶対に無視する事のできないマーケットの意見にも沿った形になっています。
『BMW3シリーズ新型』MTミッション・Mシリーズは?
出典元:https://jp.autoblog.com/2018/10/03/2019-bmw-3-series-revealed-paris-motor-show-9935113/
気になる追加も出る『Mシリーズ』や『MTミッション』についてですが、318dと320dでは6速マニュアルが選択可能になっています。
7年前の先代モデルではMTが採用されていましたが、この7年の間にBMWやベンツなど欧州車はマニュアルトランスミッションの搭載車のラインナップを減らしていました。
そのため今回のBMW3シリーズにもMTは含まれないのではとの声もありましたが、MT好きのファンに向けて搭載される事が決定し選択肢が増えましたので、これも嬉しいポイントとなりますね!
また、Mパフォーマンスモデル『M340i xDrive』も少し遅れて発売する噂もあります。。
スペックは以下の通り。
- エンジン:直列6気筒ガソリン
- 最高出力:374ps
- 最大トルク:300Nm
- 0100km/h加速:4.4秒
となっており、高性能車として確かなスペックになっているんですね!
更にプラグインハイブリッドの『330e』も発売される事が決定しており、電気のみで最大60kmの距離を走行できるシステムを搭載しています。
こちらの330eは燃費が1.7L/100kmと優れた燃費の実現に成功しています。
BMW3シリーズ新型 Mシリーズは6速MTで2020年に発売?
基礎となる3シリーズが開発されれば当然Mシリーズの開発状況や、登場するモデルについて早く知りたいところですよね。
上記でも少し触れているMシリーズはそもそもM社がチューニングを手掛けることで、ベースとなる例えば3シリーズをよりスポーツ仕様にしたものです。
今回の新型3シリーズのチューニングも進んでいるようで、過去最高クラスの進化を遂げたMシリーズがお目見えするようです。
ミッションはMT(マニュアルトランスミッション)や8速ATが用意され、駆動方式はFRで4WDであるxDriveは今のところ登場しない可能性が高くなっています。
現在出ている新型M3シリーズの最新情報をまとめると以下の通りです。
- パワートレイン:新型3ℓ直列6気筒ツインターボ(S58型)
- 最高出力:480ps
- 最大トルク:650Nm
- 65kgの軽量化
- xDriveは登場しない可能性
- ハイブリッドも登場しない
- 発売は早くて2019年内
- 発売は遅くても2020年以内
また最新情報が更新され次第こちらでご紹介していきたいと思います。
『BMW3シリーズ新型』発売日・価格は?
グレード毎の価格について、詳細が明らかになっていないですが、エントリー価格は495万円~になると予想されています。
先代からは金額が上がっていますがオプション設定だったパーツなども標準装備になっているなど、お得感は向上しているとBMWは声明を出しているんですね!
また聖上級グレードでは850万円ほどとの予想もあり価格差が開いていますが、そこもBMWならではの選択幅が広いということにも捉えられます。
気になる発表日と発売日ですが、BMW3シリーズの新型は2018年10月に開催されたパリモーターショーで発表され、欧州では2019年3月に発売される事が決定。
そして遅れて日本で2019年後半に発売される見込みです。
『BMW3シリーズ新型』の口コミ・感想・評判
新型3シリーズのMパフォーマンスパーツ超かっこいい。白いBMWがカッコいいと思えたのは初めてだわ pic.twitter.com/6unMrKFzgR
— モンテネグロ橋本 (@mnt_hasi) 2018年11月12日
Mパフォーマンスの新型3シリーズかっこええな
ホイールデザインもええね pic.twitter.com/0xRKf2csYD
— いろは6 (@Kaz3647M3) 2018年10月5日
新型3シリーズ、カッコエエなぁ。#bmw #3シリーズ #新型3シリーズ pic.twitter.com/lUavnvWBxV
— 五右衛門 (@editionshadow) 2018年10月15日
かつてジェレミー・クラークソンは、旧Eクラスのリアのプレスライン(黄矢印)を「完成した後でデザイナーが『これじゃつまらん』と後付けしたとしか思えない、存在意義がない」と扱き下ろしていますが、新型3シリーズのプレスライン(赤矢印)も同様に車全体のデザインから浮いているように思える。 pic.twitter.com/a5to1sMAHW
— 海外自動車試乗レポート 編集部 (@autorepo_editor) 2018年10月2日
3シリーズの新型に対する口コミは全世界中で常に増えています。
拾いきれないのでこちらではほんのいくつかだけの紹介となってしまいますが、全体に目を通してみても期待やワクワク感で発売を心待ちにしている方が多い事がわかりました。
やはり柱となるシリーズのフルモデルチェンジですからそうなりますよね!
私もMパフォーマンスからM3シリーズまで非常に楽しみで、常に情報を拾っていこうと思っています。
『BMW3シリーズ新型』のまとめ
今回はBMW新型3シリーズの発売日や価格・スペックなどをまとめてご紹介していきました。
実に7年ぶりとなるフルモデルチェンジを果たしたBMWは、先代からボディサイズがワイド化され、車重量は軽量化しスマホとの連動システムを搭載するなど見事な進化と遂げています。
2018年のパリモーターショーで発表され発売日は2019年の3月だそうですが、日本での発売は欧州の発売から遅れるのが通例なので、2019年後半の予定となっており待ち遠しくてたまりませんね!
更に遅れてMパフォーマンスも発売されるので悩みの種が増えてしまいますよね!
また、世界中でMTミッションが減少する傾向にあり、今回のBMW3シリーズも廃止されると予測されていましたが、2つのグレードで採用される事が決定しているので幅広いユーザーから支持をされるでしょう。
予測通りなら日本の発売はまだまだ先ですが非常に楽しみなので、更に詳細が出たら是非ご紹介したいと思います!
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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