ポルシェ新型『マカン』の発売日や価格とスペック・サイズ・エクステリアなどを詳しくご紹介します。
マカンといえば、今やポルシェジャパン全体の売り上げの4分の1を占めている人気車種ですよね。
そんなマカンの新型が2018年10月2日からフランスで開催されているパリモーターショーで初公開されました。
新型モデルとなったマカンを徹底的にご紹介していきますので、発売日や価格・外装・内装などを知りたい方は必見です!
Contents
ポルシェマカン新型2019のスペックは?
ポルシェが2014年に発売した『マカン』は2002年に発売された『カイエン』の下位に位置する、いわば弟分のポジションとして登場しました。
今では、そのカイエンの凌ぐ年間販売台数を誇る、ポルシェの大黒柱へと成長しています。
そんな今回発表された新型マカンのスペックは以下の通りです。
エンジン | 最高出力 | |
マカン | 直列4気筒2Lターボ | 252ps |
マカンS | V型6気筒3Lターボ | 354ps |
マカンGTS | V型6気筒3Lターボ | 380ps |
マカンターボ | V型6気筒2.9Lターボ | 420ps |
マカンターボS | V型6気筒2.9Lターボ | 460ps |
さすがポルシェといったところで、ベースモデルとターボモデル(上位モデル)の区別がスペックにはハッキリと表れていますね。
また、トランスミッションは7速デュアルクラッチ(PDK)で、トランスミッションは4WDで全グレード共通です。
エントリーグレードのみが2.0L直列4気筒ターボエンジンが採用されています。
マイナーチェンジ前とエンジンのスペックに変更はありませんが、細かい部分では燃焼効率がアップし、欧州新規制に適合した微粒子フィルターが環境性能に対してよりクリーンになりました。
そして最高出力はマイナーチェンジ前から7psダウンの245psとなっていますが、0-100kmでは6.7秒、最高速度225kmと変わらない性能で、これも燃焼効率を上げた効率化の成果なんですね。
ポルシェマカン新型2019の燃費は?
気になる燃費ですが、より実費に近い新欧州サイクル燃費はで8.1L/100km(13.5km/L)となり、前作よりも向上しています。
欧州を始め世界中で主流のダウンサイジングターボを搭載し、燃焼効率を上げることで、前モデルよりも効率の良い車に仕上がっているので、確実に進化を果たしていると言えますね!
ポルシェコネクトプラスが全グレードに搭載
新型マカンには、全グレードに『ポルシェコネクトプラス』が標準装備となりました。
この、ポルシェコネクトプラスとは、オンラインサービスとインターネットにアクセスする事が可能になる機能のことで、交通情報表示を備えたオンラインナビゲーションも装備されます。
これらの機能は、車内からボイスコントロールを使い、手を使わなくても利用できる機能で、例えば渋滞情報を確認したり、目的地への的確なルートを確認する事が可能です。
また、新車の購入から36ヶ月間の使用が無料になり、その後は年間31,500円が掛かります、
ポルシェマカン新型2019ボディサイズは?カイエンやライバル車と比較
ボディサイズはどうなのでしょうか?現行のカイエンやライバル車と比較をするとよりわかりやすいですね!
車種/サイズ | 全長 | 全幅 | 全高 | ホイールベース |
マカン | 4,697mm | 1,923mm | 1,624mm | 2,807mm |
カイエン | 4,918mm | 1,983mm | 1,696mm | 2,895mm |
ランドクルーザープラド | 4,825mm | 1,983mm | 1,696mm | 2,790mm |
BMW X5 | 4,895mm | 1,940mm | 1,755mm | 2,935mm |
ベンツGLE | 4,825mm | 1,935mm | 1,795mm | 2,915mm |
ベンツGクラス | 4,575mm | 1,860mm | 1,970mm | 2,850mm |
2018年に発売されたカイエンとの比較でみると、全幅はそこまで変わりませんが、221mmの全長差は取り回しの優位性が高いですよね。
また、日本でメジャーなSUVであるランドクルーザーとの比較では、マカンが全幅+40mmとなりますがホイールベースは17mm差に留まっています。
日本の道路で走行する事を考えればマカン新型で気になるサイズは全幅の1.92mです。
道幅がある程度必要になるので、購入する時はその点も考慮したほうがよさそうですね!
また、カイエンとマカンで購入を迷った時にも、日本の道路環境を考えてどちらかというとコンパクトなマカンを選ぶ方も多いでしょう。
ポルシェマカン新型2019のエクステリア(外装)
前作のマカンからの大きく変更されたポイントは、ヘッドライト内部のデザインが変更された点です。
こちらはポルシェパナメーラに採用されている4灯式のダイナミック・ライトシステムに変更されると共に、ヘッドライトがLEDに変更されました。
これにより、省電力なだけではなく、デザインの変更によりモダンな印象を受けられます。
また、ボディーカラーは以下の4色が新しく追加されました。
- マイアミブルー
- マンバグリーン
- ドロマイトシルバーメタリック
- クレヨン
この中の、マイアミブルーやクレヨンは他のポルシェにも採用されているボディカラーで、高級スポーツカーのパナメーラと同じカラーは、マカンの存在をより強くする事になりそうです。
ポルシェマカン新型2019インテリア(内装)
出典元:https://response.jp/article/
内装の大きな変更点は、ダッシュボードに設置されたタッチスクリーンが7.1インチから10.9インチに拡大された部分です。
ポルシェコミュニケーションマネージメントシステムは常時接続によるナビにより、常に最新の情報を更新し続けます。
他には、ポルシェならではのオプションの選択肢の幅広さで、ステアリングには多数のスイッチが内蔵されたGTスポーツステアリングを選択する事が可能。
また、安全装備も充実しており、アダプティブクルーズコントロールは走行中の渋滞をサポートし、乗り手の負担を軽減します。
更に、新型マカンに採用された欧州新規制に適合した微粒子フィルターはイオン空気清浄機に搭載され、車内空間をよりクリーンにしてくれるんですね!
ポルシェマカン新型2019のコネクテッド機能は?
こちらはナビに付いている機能の事で、常にインターネットに接続されているコネクテッド機能になります。
つまりインターネットに接続されているので常に最新の情報で、お腹がすいたら飲食店を紹介してくれたり、コンビニやどこかの施設に行きたい時は、そのままナビゲーションシステムから案内してくれるなど、これらが声を掛けるだけで音声認識として促してくれるシステムなんですね!
このポルシェコミュニケーションマネージメントは標準装備となっており、オプションではなく全グレードに搭載されています。
ダッシュボードのナビゲーションサイズがワイド化されているので扱いやすさも向上。
ナビを多用する方やあまり利用した事が無い方でも、気軽で高い利便性を持つコネクテッド機能はオススメです。
ポルシェマカン新型2019安全装備は?
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安全装備はオプションではなく標準装備として全モデルに共通して搭載されるものが増えています。
- アダプティブクルーズコントロール:歩行者も検知できる衝突安全装備で自動ブレーキをする
- レーンチェンジアシスト:後ろから来る車を教えてくれる機能(車線変更時に役立つ)
- サラウンドビュー付きパークアシスト:駐車など狭いスペースの時に画像と音で知らせる機能
これらが標準装備で備わっていて、次に紹介する安全装備がオプションになります。
- トラフィックジャムアシスト:渋滞の時に自動で前進停止が行える
- レーンキープアシスト:高速道路などで車体が車線を超えそうになると自動で操作して元の位置に戻してくれる機能
さすがにレーンキープアシストはオプションになっていますが、こちらは日本の高速道路の構造上カーブが多いので、非常に適した安全装備になると思います。
ポルシェマカン新型2019の価格は?
新型マカンは3タイプのモデルが発表されています。
- マカンベースグレード:6,990,000円~
- マカンファーストエディション:8,890,000円~9,320,000円
- マカンシュポルトエディション:9,160,000円~9,590,000円
このようにベースグレードからシュポルトエディションの金額差は2,690,000円とカイエンのような開きは無いようです。
また、日本仕様では
- ブレーキアシスト機能
- 歩行者検知機能付き アダプティブクルーズコントロール
- レーンチェンジアシスト
これらが標準装備されています。
これもマカンの販売の3割を日本市場が担っていることも理由にあるのかもしれません。
ポルシェマカン新型2019の発売日は?
現在新型マカンの発売日について詳細は明らかになっていませんが、9月から1日あたり420台が生産されており、日本では2019年夏頃に発売予定。
ちなみに既に受注は開始されていて、2018年11月から開始された予約受注は好評のようです。
また、これまでのマカンもポルシェの中で指折りの販売台数を記録していることから、予約が遅れると手元に届くまでに更に時間が掛かってしまい夏以降になる可能性も十分ありますので、購入を検討している方はお早めに踏み切る事をオススメします。
ポルシェマカン新型2019のまとめ
今回はポルシェの新型マカンのスペックや価格と発売日の予想をご紹介していきました。
先代からのマイナーチェンジとはいえ、エンジンの燃焼効率が上がった事で、最高出力は若干下がりつつも走行性能は全く同じと、まさに世界で流行しているダウンサイジングターボを実現した車になっています。
2014年に日本で初登場してから、現在ポルシェジャパンの4分の1を占めるほどの販売台数を記録しているマカンですから、今回の正統進化による売れ行きも気になるところです。
カイエンとマカンで悩んでいる方には、マカンがより洗練された事で更に悩ませるポイントが多くなってしまった印象がありますが、それもまた楽しみの一つなのは車選びの醍醐味と言えますよね!
最後まで読んで頂きありがとうございました!
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