天皇陛下の車ナンバーは一般と違う?8000じゃ無い?

天皇陛下 車 ナンバー

天皇陛下のご乗車になる車のナンバーや一般車両との違うポイントをご紹介します。

 

普段は目にする事ができない天皇陛下の専用車ですが、私たちが走る公共道路を使い移動する事は珍しいことではなく、国会開会式や公務の際に利用しているんですね!

 

そこで気になるのは、車のナンバーは決められているのか?

 

  • キリの良い数字になっている?
  • ナンバープレートの色が特別になっている?
  • ナンバープレートは着けていない?

 

このような憶測をしてしまいますよね。

 

そこで、今回は天皇陛下がご乗用になる車両のナンバーをまとめてみましたので、知りたい方はお見逃しなく!

 

天皇陛下の車は御料車(ごりょうしゃ)

天皇陛下 車 ナンバー

まず天皇陛下や皇族が乗車するための車を『御料車(ごりょうしゃ)』と言います。

 

御料というのは”料”の敬った言い方で、皇族など高貴な人の物という意味です。

 

そして、皇族の方々は御料車に乗車して

  • 国会開会式
  • 全国戦没者追悼
  • 国賓接遇式典
  • ..etc

など式典などに使用され、普段は宮内庁の中で保管されています。

 

ちなみに現在も含めて6代に渡り各自動車メーカーの車が御料車として導入され役割を担っていました。

何代目・期間 メーカー:車種名
初代 1912年~1927年 ダイムラー:ランドレー57.2HP
2代目 1921年~ ロールス・ロイス:シルバーゴースト
3代目 1932年~1968年 メルセデスベンツ:770
4代目 1951年~ キャデラック:75リムジン
5代目 1967年~2004年 日産:プリンスロイヤル
6代目 2006年~ トヨタ:センチュリー

まとめてみてみると、以外なのは国産車が御料車として導入されているのは、実は直近の2代なんですね。

 

というのも、その時代によって同盟国との友好関係から輸入する事が多かったようです。

 

初代と2代目はイギリスとの関係が親密だったことから、イギリス車が採用されていますが、ロールス・ロイスはまさに皇族の方にお似合いですよね。

 

とはいえ現在採用されているトヨタ・センチュリーも特別仕様になっており、防弾仕様など装備が充実するとともに、優れた快適性・走行性能を兼ね備えたまさにトヨタが世界一の自動車メーカーとして君臨する技術が詰まった車両となっていて、こちらは4両体制で使用されています。

 

天皇陛下の車のナンバーは?

天皇陛下 車 ナンバー

出典元:https://neufneuf9.tokyo/?p=4929

 

天皇陛下の御料車は、特別なナンバーが使用されます。

 

上記の画像を見て頂ければわかるように、一般車両がナンバープレートを装着する位置に、菊の紋章が付けられるんですね!

出典元:http://www.kuruma777.com/kousitu-n.jpeg

 

さらに、この菊の紋章と更に『皇1』などと書いてあるプレートが、グリル左側に装着されています。

MEMO
国会開会式や公的なお出ましに使用され、皇ナンバーと言います。

 

ちなみに、皇1の他にも2~存在し、用途によって使い分けがされているんですね。

  • 皇1:天皇陛下の御料車
  • 皇2:寝台仕様
  • 皇3・5:国賓接遇用(防弾性能を上げている)

このように役割が分担されており、車両も違いがあり、全体で10台が宮内庁で保管されています。

 

天皇陛下の車ナンバーは品川ナンバー?

上記では公的なお出まし使用される皇ナンバーがあることをお伝えしましたが、実は『品川ナンバー』の車両も存在しています。

 

こちらは公的なお出ましではないその他での目的の際にお使いになることが通例です。

MEMO
プライベートでのご乗用としても使われているんですね。

 

ちなみに、天皇陛下の御料車のように、特殊なナンバープレートを使うケースは他にもあります。

  • 外交官車両
  • 自衛隊車両
  • 駐留米軍車両

このような車両も一般で入手することができない特殊なナンバーなんですね!

 

皇ナンバーであっても、外交官車両であっても車検は義務となっていて、一般車両と同じように審査を通し適切な整備が行われていなければいけません。

MEMO
とはいってもこのような特殊車両は常に整備をしていますし、通常よりも厳正な基準があるでしょう。/memo]

 

天皇陛下の車ナンバーは8000・8800?

天皇陛下を及び皇族の方達は、御料車の他に、通常公務用と個人使用者用として個人的に愛用されている車もあります。

 

特に、天皇陛下がホンダのインテグラを長年に渡り愛用しているのは有名な話で、2016年には愛車のインテグラで免許の更新のため、高齢者講習を受けられたとニュースでも話題になりました。

もちろん講習は皇居で行われています。

 

通常公務用の車では

  • トヨタ アルファード
  • 三菱 ディグニティ
  • トヨタ センチュリー
  • 日産 グロリア

これらが用意されています。

 

ちなみに通常公務用の車と、個人の愛用者のナンバーは一般車両と同じナンバープレート装着しますが、ナンバーに法則性などはないようです。

 

なぜか8800番や、8000番という噂が囁かれていますが、そのようなことは無いようです。

 

しいて言えば、総理大臣の内閣総理大臣専用車には、3000番や8000番などキリの良いナンバーが用いられる場合が多いので、こちらと混同してしまっているのでしょう。

 

皇族の方のナンバーはどのような雑誌でもモザイクをかけていますし、歴代で同じナンバーを付けているような風習も無いんですね!

天皇陛下の車ナンバーのまとめ

天皇陛下 車 ナンバー

今回は天皇陛下の車ナンバーや、公務によって使い分けているなどをまとめてご紹介していきました。

 

天皇陛下はもちろん、皇族の方がご乗用として使用している車は御料車と呼称されていて、一般の車が付けるナンバーとは違い菊の紋章や『皇1』などのプレートが装着されています。

 

そして、現在の御料車は6代目にあたり、トヨタのセンチュリーが使用されています。

 

もちろん内装も非常に豪華で、扉は観音開きとなっており乗り降りなどの機能面もそうですが、防弾仕様で安全性も確保されている特別仕様なんですね。

 

金額も8,000万円ほどするそうですが、安全性能を第一に考えていますから金額自体はおかしくありませんよね!

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

 

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