フォードレンジャーラプターのスペックやカスタムとライバル車との比較や評価もご紹介していきます。
オフロード車の中でも圧倒的存在感のスーパーカーがラプターです。
ベンツで例えるならAMGの位置づけで、ベースモデルからは走行性能だけではなくサイズや馬力なども超一流に進化!
こちらではアメリカ生まれのピックアップの大人気ベストセラー車をたっぷりと解説していきます。
まずはフォードレンジャーラプターの魅力的なスペックを紹介すると共に、カスタムやライバル車との比較もご紹介していきますので、知りたい方はお楽しみに!
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Contents
フォードレンジャーラプターのスペックは?
まずはフォードレンジャーラプターのエンジンやスペックをチェックしてみましょう!
- パワートレイン:直列4気筒2,000ccツインターボ
- 使用燃料:ディーゼル
- 最高出力:213ps/3500rpm
- 最大トルク:51.0kg-m/1750-2000rpm/243.5 N・m
- ギア:10速AT
- 最高速度:171km/h
- 0-100km/h:10.5秒
このようなスペックとなっていて、一番気になるのはこれだけ大きな車であるにも関わらずパワートレインは直列4気筒で排気量が2,000ccしかないので物足りないのでは?
と感じる方が多いでしょう。
しかし、最近のエンジンはシステムの効率化が著しく進んでいるので、一概に排気量だけでエンジンの性能を判断するのはちょっと気が早いです。
また、ダウンサイジングターボは環境への影響を考慮するなど、さすがにアメリカ車とはいえ考えていますし、ターボはツインですから過給機のツイッチが入れば相当なパワーを生み出す事は想像できますよね!
エンジンはディーゼルですから、最大トルクの利点や燃費も良くなっていて、経済性は先代を上回る車へと進化しています。
アメ車はやっぱり馬力が高い?
アメ車といえばピックアップ車であり、『大きな車=馬力がある』と勘違いしている方が少なくありません。
そもそも馬力とは。
馬力とは、トルクが「一定時間内に」稼ぎ出す仕事量のこと。 フランス表記のPS(ドイツ語であるPfede Starkeの略)が用いられていますが、国内では昔から親しまれているPSが浸透中です。 1馬力は、“1秒間に”約75kgの物を1m動かすことのできる力。
そして、馬力のほかにトルクも知っておかなければいけません。
その違いについては以下のようになっています。
馬力の他に自動車などにパワー数値を示す単位に「トルク」があります。馬力は「高い」「低い」と形容しますが、トルクは「太い」「細い」で形容される違いがあります。
馬力は「足が速い」か「足が遅い」かの数値で、短距離走なら速く走れば走る人ほど「高出力」「高馬力」となります。対してトルクは「力がある」か「力がないか」で、重い物を持って走ることができればできるほど「トルクが太い」人となります。
このようにレンジャーラプターも最高出力(馬力)はそこまで高くありませんが、その分トルク(パワー)が非常に太いスペックになります。
- 最高出力:213ps/3500rpm
- 最大トルク:500 N・m
つまり、レンジャーラプターは馬力(最高出力)は高くないですが、それは加速の話なので別で、パワーと直結しているトルクは非常に太く、日本が誇るランドクルーザーよりもトルクが太いモンスターマシンです。
これだけの重量の車を悪路でも全開に走らせるためのポテンシャルにも優れているという事がわかります。
高性能のあまり使いこなる人は少ないともいわれていますが、気持ちよく大きな荒野を縦横無尽に走ってみたい気持ちになりますよね。
フォードレンジャーラプターの燃費は?
メーカーによるカタログ値では14.4km/ℓとなっていて、これはエンジンの燃焼効率向上もそうですし、ダウンサイジングターボにしたこととディーゼルエンジンの経済性の高さによるものでしょう。
アジアパシフィックでの発売メインになるので、燃費の向上は非常に販売台数に影響する可能性が高いですよね!
フォードレンジャーラプターの価格は?
非常に魅力的なフォードレンジャーラプターですが、2019年モデルは未だ価格についての情報は登場していません。
2019年内の発売はほぼ間違いないので、公式が発表すればその時は発売間近であることを示唆します。
ですが、2018年タイで発売されたレンジャーラプターが169万9000バーツ(日本円で580万円)で販売されているので、600万円前後と予想します。
もし600万円近い金額ならピックアップ車としてはかなりの高級車の部類になりますが、先に販売されたタイでは圧倒的な売り上げを記録しており、発売したフォードもレンジャーラプターの追加で40%の販売数を増やす狙いだそうです。
フォードレンジャーラプターのサイズは?
Fシリーズだけじゃなくて
レンジャーにもラプターがあったのか・・・って右ハンドル!? pic.twitter.com/ondmjEtn6J
— kuroiroひろき@SURF (@kuroiroSURF285) 2018年9月27日
まずはサイズを一通り紹介していきます。
- 全長:5398mm
- 全幅:2,180mm
- 全高:1873mm
- 前後トレッド:1,710mm
- 最低地上高:283mm
F150ラプターの縮小版とはいえ、全長と全幅は日本のメーカーには逆輸入車を除いて全く無いサイズ感です。
正面から覗くと大きなフロントグリルに『FORD』という文字を確認する事ができますが、この文字はかなり遠くからでも認識できそうなサイズになっています。
ランドクルーザー・F150SVTラプターとサイズ比較
ランドクルーザーのサイズと比較してみましょう。
全長 | 全幅 | 全高 | |
レンジャーラプタ | 5,398mm | 2,180mm | 1,873mm |
ランドクルーザー | 4,825mm | 1.885mm | 1,835mm |
F150SVTラプター | 5,580mm | 2,190mm | 1,990mm |
表にするとボディサイズがいかに大きいかが一目瞭然です。
ランドクルーザーも街中ですれ違ったり、通り過ぎる姿を見ればかなり大きい印象ですが、レンジャーラプタ-はそのランドクルーザーよりも全長×全幅×全高の全てが上回っています。
しかも全幅は30cm近く広いんですよね!
更に面白いのはF150SVTラプターの大きさです笑
F150SVTラプターの全幅はミラーを含めると2,450mmにもなり、高さも2mあるので走行可能な道路はかなり限られてしまうでしょう。
フォードレンジャーラプターの車幅は日本でも大丈夫?
日本は国土自体はかなり多いのに、陸地のほとんどが山なので道路が狭く特殊な状況が多いです。
特に、超狭い道や急こう配の坂が連続したり、初見殺しのような時も結構ありますよね!
そのため上記のサイズの比較でも触れていますランドクルーザーは、大きい車体ですが全幅に関しては1.9mを超すような設計にしていません。
私も車幅の広い車を乗っていて思う事は、そもそも激狭いところを利用しないようにするクセが身に付きますし、駐車場も立体駐車場は避けるようにしています。
タイヤのサイズは?
2019年モデルに関して公式に発表されていないですが、先に登場している2018年バンコクモーターショーでは紹介されています。
17インチのBFグッドリッチ専用タイヤ
オールテレインのタイヤで
- LT265/65R17
- LT265/70R17
このあたりのタイヤサイズだと予想します。
タイヤのカスタムはオフロード車の楽しみの一つですから、ワクワクしてしまいますよね!
インチアップも良さそうですし、クロカン仕様にオールテレーンのタイヤでもマッドテレーンのタイヤでも似合うでしょう。
フォードレンジャーラプターのカスタムは?
先ほども触れているように、タイヤだけを取ってもインチアップからあえてマッドテレーンにカスタムするなど、カスタム性は非常に高い事が魅力の一つです。
まだ発売されていないため、オプションでのカスタムがどのような範囲まで可能なのかがまず気になりますよね!
現行のSVTラプターの場合、ボディーカラーは7色から選択可能でしたが、インテリアは必ず黒に統一されています。
また、シートは基本クロスシートでオプションにはレザーシートがあったり、更にそこにオプションでオレンジアクセントのレザーがチョイスできるものもありました。
それ以外にも、このような車の場合、カスタム車を専門で扱うショップでの購入も視野に入ります。
プロ目線で仕立てたカスタム車も登場する事を待ってみましょう!
インチアップ・ローダウンは?
気になる方が多いのがインチアップとローダウンのカスタムですよね。
こちらも予想となりますが、インチアップに関しては24インチでも全く問題なさそうです。
ローダウンのカスタムも、ちょい下げから上げまで幅広くできるようカスタムパーツが多く登場すると予想します。
ですので上げたい方はリフトアップキットを購入したり、既にリフトアップやローダウンなどがされているコンプリートカーを選ぶ手段もあるでしょう。
とにかくカスタムを楽しめる車なので、今後出てくるパーツやカスタムショップの提案は非常に楽しみです。
コンプリートカーなどの情報も出次第こちらの記事で追記させて頂きます。
フォードレンジャーラプターのまとめ
フォード・レンジャーのラプターがあった!でもF-150ほどではないにしろ、レンジャーでも十分大きいのね…オーストラリアからの輸入だから右ハンドルだし、いいよなー。750万って書いてあった。無理w#FordRanger#東京オートサロン#東京オートサロン2019 pic.twitter.com/aoSQ72vIWd
— Reflect-Mk2 (@SSTX2Retro) January 12, 2019
今回はフォードレンジャーラプターのスペックやサイズとカスタムについてまとめていきました。
アメリカのピックアップ市場では礎を気づいている、フォードのSVTラプターの弟分のようなポジションにいるのがレンジャーラプターです。
このレンジャーラプターも弟分とはいえ出力ととんでもないトルクを兼ね備えるモンスターマシンです。
サイズも大きいので日本の狭い道路もどこへでも行けるのかとなれば適しませんが、乗るようになれば自然と避けられるようになるので、安心してくださいね!
カスタム性も抜群なので、発売されてからも目が離せない車です。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
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